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三菱重工マリンマシナリは、2013年から納入を開始したレトロフィット用プロペラの累計受注台数250基を達成しました。
2021年12月に100基受注を記録してから僅か2年半という短期間で250基に到達したことになります。
この背景として、市場での急速な環境意識に対する変化があります。
2023年7月に開催されたIMO MEPC80(第80回海洋環境保護委員会)にて、2050年までにGHGネット排出ゼロを達成”という目標が合意されて以降、各社GHG削減に対する意識がこれまで以上に強まり、その後の問合せが増加している状況です。
当社が提案するプロペラレトロフィットは、減速運航時の主機エンジン負荷制限に合わせ、最適設計を実施し、燃料消費量削減を実現するというソリューションです。これはGHG削減に直結します。
いままでは主機出力制限幅の大きなコンテナ船を中心に採用されていましたが、現在では自動車運搬船等、船種を問わず採用されています。
当社は、換装後のプロペラの下取りや、プロペラ換装工事のサポート対応、素材価格高騰下でも安定した供給体制の維持に努めています。今後も燃料消費量低減、GHG排出量低減など市場のニーズに応えるべく、レトロフィット用プロペラの提案を行っていきます。
お問い合わせは、[email protected] まで。