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三菱重⼯マリンマシナリは、サービスアグリーメントを結んでいる株式会社三井E&S (旧株式会社三井E&Sマ シナリー)製の主ボイラの過熱器管についても内部からの超⾳波計測により全周、全⾼さで連続した⾁厚の計測 可能な新たな⼿法を確⽴、診断の提案を開始しました。
LNG船に搭載される主ボイラは、連続運転が基本となるため、ボイラを停⽌することは船の運航に影響します。 その為、定期的に実施されるドライドックでは、当社から派遣したエンジニアが、ボイラ本体の点検、過熱器、 エコノマイザの⾁厚計測、制御装置、⾃動制御機器の点検を⾏っています。
特に、過熱器に関しては、内部が515℃〜560℃の蒸気温度、外部は1000℃超の⾼温ガスに晒された状態で 使われるため、ドック毎に⾁厚を計測することで余寿命診断することが、船の安全運航に⼤きく寄与します。
今回培われた技術で、当社製のみならず三井E&S製ボイラの⾁厚計測の点検に取り組むことで、LNG船の更なる 安全運航に寄与して参ります。
超⾳波⾁厚計測による計測例
問い合わせ先︓
舶⽤機械事業部サービス課
E-mail︓[email protected]