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MET過給機搭載 アンモニア燃料エンジン試験運転開始

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三菱重工マリンマシナリは、2023年11月に株式会社三井E&S製のアンモニア焚き大型低速エンジン「7S60ME-C10.5-LGIA-HPSCR」向けにMET過給機を納入しました。

2025年2月10日、同社玉野工場において商用機としては世界初の大型低速2サイクルエンジンでのアンモニア燃料試験運転が開始されました。
このエンジンに搭載されているMET66MBⅡは、アンモニア燃料エンジン向けに最適な仕様を織り込んだ過給機です。

国際海運分野における温室効果ガス(GHG)の削減は重要な課題であり、その中でもアンモニアは二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料として注目されています。このため、アンモニアを燃料とするエンジンの実用化は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた重要な一歩となります。

過給機メーカーとして、環境に配慮した最適なソリューションをお客様に提供し、今後もカーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献していきます。