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三菱重工舶用機械エンジンは11月7日(木)、ギリシャのアテネ市で「MEET※1セミナー」を開催しました。UEエンジン、MET過給機をはじめとする幅広い当社の製品とその最新技術を紹介したもので、ギリシャ船主を中心に200名が参加し、省エネ・親環境を軸にした当社の最新技術への関心の高さが伺えるセミナーとなりました。 ※1 MEET: Mitsubishi Marine Energy & Environment Technical Solution-System
MEETセミナーは、三菱重工グループの総合力を発揮した、船舶製品/技術を組み合わせたソリューション提案(プロジェクトMEET)を紹介するものです。2011年にアテネで初めて開催、その後、韓国(釜山)、ドイツ(ハンブルク)、日本(今治)、ノルウェー(オスロ)など世界各国で開いて、今回で6回目となりました。 具体的には、プロジェクトMEETとして、減速運航対応技術を含めた燃費低減をテーマとした「MEET1」、IMO Tier II & III対応のNOx低減、SOx低減などの環境技術を「MEET2」、ガス燃料を推進プラントとして活用するソリューション「MEET3」と、様々なソリューション提案を行っています。
今回のセミナーは、UEエンジンとMET過給機を重点的に取り上げるものとなりました。UEエンジンでは、減速運航における対応や、減速運航時でも高い燃費性能を発揮する最新シリーズUEC50LSHなどを紹介しました。また一方のMET過給機は、先月にお披露目会を開催した電動アシスト過給機をはじめ、大風量化したMET過給機、最近の減速運航のニーズにより数多く採用されているVTI過給機やハイブリッド過給機のメリットなどを詳しく紹介しました。
このセミナーは、当社の認定修理補就業者(ARA)パートナーであるTurbotechnikiの協力を得て、アテネのレドラ マリオット ホテルで開催しましたが、次回12月4日(水)には、上海で開かれる世界最大規模の舶用展示会「マリンテックチャイナ」展示会場内で14:00より開催する予定です。ご興味のある方は当社にお問い合わせください。