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三菱重工舶用機械エンジンは2月20日(木)、今治市にて「今治ユーザー会議」を開催しました。当社舶用製品ユーザーを対象にしたもので、今治地区の船主を中心に多数のユーザーが参加し、活発な意見交換が行われました。
「ユーザー会議」は当社舶用製品のユーザーを対象に開催しており、これまでに長崎およびシンガポールで開催しました。昨年、日本で有数の国際海事展であるバリシップ2013が同今治市にて開催されましたが、そこで訪問されたお客様より多数のご要望により、今回の今治ユーザー会議を開催する運びとなりました。
セミナーでは、事前にお客様にアンケートに協力頂き、その結果をもとに、お客様の関心の高い分野について説明及び議論を行いました。アンケートの分析には、コレスポンデンス分析を取り入れ、当社UEエンジン及びMET過給機のユーザー評価を視覚的に評価しました。コレスポンデンス分析はカテゴリー間の関係をビジュアル化する分析手法で、自社ブランドと競合ブランド間のポジショニング関係を表現できる分析法としてマーケティングの分野などで使用されています。
アンケート結果を踏まえ、UEエンジンでは、主機としての信頼性向上、メンテナンスコストとメンテナンス性の向上、及びアフターサービス対応向上への取り組みをテーマとして取り上げました。また、MET過給機では、MET過給機の高付加価値したハイブリッド過給機、VTI過給機及び電動アシスト過給機を紹介し、さらに、サイレンサカバーによる燃費低減やアフターサービスメニューについて説明しました。この他、MAP Mark-Wプロペラのレトロフィット及びデッキクレーンの取組みについても紹介しました。
ユーザー会議はお客様の声を直接聞くことの出来る貴重な機会であり、当社としても今後も積極的にユーザー会議を開催し、お客様の期待に応えられるサービス、製品を提供して参ります。