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三菱重工舶用機械エンジンは、本年2月に主力製品MET過給機の累計出荷台数30,000台を達成しました。
MET過給機は1965年に独自技術で開発し、市場投入した後、40年以上に亘りエンジンメーカーの様々な要求に応えて新技術の開発と新シリーズの展開を重ね、現在は、2ストローク舶用推進ディーゼルエンジン向け軸流型過給機MET-MA/-MBシリーズ、4ストローク主エンジンおよび補機発電機エンジン向けラジアル型過給機MET-SRCシリーズから構成され、近年年間約2,000台出荷しています。
軸流型MET過給機は、韓国主要エンジンメーカー3社にライセンスを供給しており、三菱UEエンジンのみならず、MAN Diesel & Turbo SE、Winterthur Gas & Diesel Ltd.を含めた全ての2ストローク舶用主エンジンに標準過給機として採用され、世界シェア約40%を誇る主力製品です。
ラジアル型過給機MET-SRCシリーズは、国内4ストロークエンジンメーカの舶用向け機種への出荷を近年急速に伸ばしており、軸流型と並ぶ事業の二本柱に成長してきました。
当社は、この30,000台出荷達成を弾みとして、お客様により評価頂ける過給機の提供及びサービスを積極的に進めて参ります。