News
三菱重工マリンマシナリ株式会社(社長:堀俊明、本社長崎市)が2011年3月に舶用補助ボイラの製造・販売ライセンスを供与した九江海天設備製造有限公司(Jiujiang Haitian Equipment Manufacture Co., Ltd.:JHT)がライセンスボイラ200缶の受注を達成しました。
JHTは中国最大の造船能力を持つ造船関連企業グループの中国船舶工業集団公司(CSSC)傘下の舶用設備メーカです。
その為、ライセンス供与後からCSSC傘下造船所から優先的に採用されてきましたが、昨今では、納入実績が一定以上となったことで、CSSC傘下造船所以外にも評価をされ、ボイラ納入実績を増やしています。同実績は、中国船主だけでなく、欧州船主も多数含まれています。
ライセンス供与対象は蒸発量55トン/時までの補助ボイラ、排ガスエコノマイザ、排ガスボイラ等であり、中国マーケットのニーズに合わせ、製品ラインナップ拡充も継続して対応しています。
当社は今次の200缶受注達成をきっかけに、更なる中国展開を加速していきます。
※舶用補助ボイラ:船舶に搭載し、タンカーの荷役ポンプに必要な蒸気や、加熱用および厨房用の温水暖房など各種の船内温熱需要を賄うボイラ。