先輩社員のキャリア
部員数百名を統括する部長からカーボンニュートラルの開発に向き合う研究室長まで。
三菱重工では、高専出身社員がそれぞれのキャリアを築き、大活躍しています!
部長として、
部員数百名を統括!
部員全員の総力を結集して、日本の主力ロケット(H3)を作り上げ、打上げ、そして成功に導くこと、また無人宇宙補給機(HTV-X)や衛星、さらには将来のロケット開発を進め、宇宙事業の拡大に寄与していくことをミッションとしています。この達成には、一つひとつ確実に作り込み、優れた製品を作り続ける意識を高く持ち続けることが求められます。そのためには、部員みんなが目標に向かって連携し、信頼し合いながら前に進んでいく職場風土と環境が必要です。それを維持し、さらに改善していくことは私の重要な役割の一つです。
宇宙事業部 製造・発射整備部
1992年入社 電子機械工学科
チーム統括として、
リーダーシップを発揮!
GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)発電プラントの試運転を担っています。求められる性能や品質を満たし、かつ安定して電力が供給できるよう、的確かつ迅速な判断力で試験・調整を行い、納期内に信頼性の高い発電プラントを完成に導きお客様へ引き渡すことをミッションとしています。私自身はチーム統括として、チームや課の業務目標達成に向けたアクションの管理、国内外問わず現地で試運転を遂行している案件の技術支援等を担当。関連する多くの部署と連携・調整するなど、リーダーシップを発揮して取り組んでいます。
高砂品質保証部 試験課
2009年入社 機械工学科卒
班長として現場を指揮し、
電力の安定供給に貢献!
入社2年目、国内原子力発電所の再稼働に向けた改造・建設工事に携わりました。東日本大震災以降に見直しされた高い安全基準を満たすため運転を停止していた原子力発電所の再稼働の実現によって、300 万 kW を超える電力の安定供給に貢献していること、自らの仕事が人々のくらしの根幹部分を支える一助となったことを誇らしく思っています。現在は、これから再稼働を目指す原子力発電所における設備増強工事での機器改造班の班長をしています。エネルギー需要は産業の発展と共に増加し、原子力発電への世間の期待がますます高まることが想定され、その中で使命感を持って、電力の安定供給に貢献していきたいと考えています。
建設・保全工事部 工事計画二課
2015年入社 電子制御工学科卒
リーダーとして、
グループをまとめ上げる!
グループリーダーとして、各プロジェクトにメンバー一丸となって取り組めるよう、課題解決や方向性を定めるなど、グループ全体の取りまとめを担っています。現在、防衛整備計画が大幅に拡充される中、その規模に応じた防衛装備品製造の工程設計及び生産能力の増強が急務となっています。確かな品質の製品を確実にお客様に届けるために、最適な生産プロセスの設計を行い、一貫したバリューチェーンの構築を進めています。また、生産性向上のキーとなるデジタル化も推進。これら取り組みを通じて、防衛力の強化に貢献していきます。
飛昇体製造部 生産技術課
2013年入社 電子制御工学科卒
研究室長として、
技術開発現場を統括する!
カーボンニュートラルに寄与する技術・研究開発の現場を統括しています。「理論と実地の調和」を第一に考え、実験室で発見した現象を理論と照合し、実地で再現できるまで徹底的な検証を進めています。それを事業部と連携し大規模製品に仕上げて世の中に出すことで、大きな価値を社会に還元することがミッション。また、培った技術や知見を社内に留めることなく、それを一般化して国内外の規格作成に関わる委員会等で発信していくことで、世界の、そして日本全体の技術力を底上げし、豊かな社会形成に貢献していきたいと考えています。
化学研究部 化学第一研究室
2000年入社 物質工学科卒