三菱重工の事業
それぞれの事業の成長戦略や課題に
迅速に対応できる体制を構築し、
社会の進歩に貢献しています。
ENERGY DOMAIN / NUCLEAR ENERGY SEGMENT エナジードメイン/原子力セグメント
エネルギーを生み出す製品と環境関連事業
エナジードメインでは、高い発電効率を誇り、環境負荷の低減に寄与する「火力発電」、再生可能エネルギーを活用した「洋上風車」や「地熱発電」などの発電システムで、バランスのとれた質の高いエネルギーインフラを提供しています。さらに、大気汚染物質の排出を大幅に抑制する「総合排煙処理システム」、低燃費・低騒音の最新型航空機エンジン、石油化学分野でトップシェアを持つコンプレッサなど、多岐にわたる製品を扱っています。原子力セグメントでは、「原子力発電」の設計・製作・建設・保守、「核融合炉」の開発などに携わっており、低炭素化社会の実現に貢献しています。グローバル社会において低炭素化・脱炭素化が求められる中、地域や産業ごとに異なるニーズを反映しながら、持続可能な社会の実現を目指します。
TOPICS
※1:出力10万kW以上の大型ガスタービンの2021年第1四半期実績(McCoy Power Reportに基づく)
※2:加圧水型原子力発電プラント
※3:2020年実績(当社調べ)
PLANT INFRASTRUCTURE DOMAIN / GX SEGMENT プラントインフラドメイン/GXセグメント
「安心して暮らせる豊かな社会」を創造する
確かな技術力、信頼できる製品、そしてエンジニアリングの力で、世界中のさまざまな社会的課題に取り組んでいるのが、プラント・インフラドメインです。製鉄機械、工作機械、機械システムを「収益力強化」、商船を「競争領域変更」、エンジニアリングと環境設備を「ビジネスモデル変革」のカテゴリーに分類し、各事業の市場環境と事業特性に応じた施策を進めています。ドメイン全体では、脱炭素社会の実現に貢献する環境対応製品のソリューションプロバイダーとして関連技術の横通しや人材流動化によりビジネス機会の拡大も推進中。また、デジタライゼーションの取り組み強化をドメインと当社のシェアードテクノロジー部門の連携により推し進め、個々の事業のさらなる競争力強化、事業強化へつなげます。
TOPICS
※1:2021年5月時点(当社調べ)
※2:排ガスからのCO₂回収装置納入実績。2021年5月時点(当社調べ)
※3:2019年度実績(当社調べ)
LOGISTICS, REFRIGERATION, DRIVE DOMAINS / MACHINERY SYSTEM SEGMENT 物流・冷熱・ドライブシステムドメイン/機械システムセグメント
新たな社会をカタチづくる多様な製品を扱う
快適で便利な暮らしを支える物流・冷熱・ドライブシステム事業と、社会インフラに関わるありとあらゆる分野で、さまざまな技術・製品を扱う機械システム。高度なテクノロジーや豊富な経験と実績を背景に、世界中の人と人、人と社会をつなぎながら、豊かな暮らしと社会の発展を支え、次の時代の新たな社会基盤を築きます。 再生可能エネルギーと組み合わせた分散型発電システムの積極的推進や、世界的な環境規制強化への対応によって進む自動車のパワートレインの多様化に、世界トップクラスの技術力と開発力で応えるターボチャージャなど、物流・冷熱・ドライブシステムドメインは、環境保全の高まりから今後ますます注目される分野です。
TOPICS
※1:2019年度実績(当社推定値)
※2:2019年度実績1,000kW超3000kW未満級(一般社団法人日本内燃力発電設備協会発行「内発協ニュース8月号」に基づく)
※3:2019年度実績(当社推定値)
DEFENSE AND SPACE SEGMENT / CIVIL AIRCRAFT SEGMENT 防衛・宇宙セグメント/民間機セグメント
陸・海・空・宇宙の安全・安心を守る
国家プロジェクトレベルで社会に影響を与え、多くの人々の安全に貢献できるという他にはない達成感、責任感を味わえるのが航空・防衛・宇宙ドメインの仕事です。 民間航空機分野では、構造Tier1事業において、生産効率向上とコスト競争力強化にも取り組むとともに、狭胴機プログラムを新規獲得するための活動を開始。防衛分野では、世界水準の製品の提供を通じて安定的な事業運営を続けながら、指揮統制や無人機システムなど新たな事業領域への拡大を図ります。また、宇宙分野においては、低価格かつ信頼度の高い打上げ輸送サービスを実現するH3ロケットの開発を、2021年度1号機打上げに向けて進めています。