Mitsubishi
Heavy
Industries
INTRODUCTION
[ 04 - BUSINESS ]
Heavy
Industries
[ 事業 ]
三菱重工の
事業
それぞれの事業の
成長戦略や課題に
迅速に対応できる体制を構築し、
社会の進歩に貢献しています。
エネルギーを生み出す製品と
環境関連事業
エナジードメインでは、高い発電効率を誇り、環境負荷の低減に寄与する「火力発電」、再生可能エネルギーを活用した「洋上風車」や「地熱発電」などの発電システムで、バランスのとれた質の高いエネルギーインフラを提供しています。さらに、大気汚染物質の排出を大幅に抑制する「総合排煙処理システム」、低燃費・低騒音の最新型航空機エンジン、石油化学分野でトップシェアを持つコンプレッサなど、多岐にわたる製品を扱っています。原子力セグメントでは、「原子力発電」の設計・製作・建設・保守、「核融合炉」の開発などに携わっており、低炭素化社会の実現に貢献しています。グローバル社会において低炭素化・脱炭素化が求められる中、地域や産業ごとに異なるニーズを反映しながら、持続可能な社会の実現を目指します。
TOPICS
世界シェア1位※1
PWRメーカー※2
世界シェア2位※3
※2:加圧水型原子力発電プラント
※3:2020年実績(当社調べ)
「安心して暮らせる豊かな社会」を
創造する
確かな技術力、信頼できる製品、そしてエンジニアリングの力で、世界中のさまざまな社会的課題に取り組んでいるのが、プラント・インフラドメインです。製鉄機械、工作機械、機械システムを「収益力強化」、商船を「競争領域変更」、エンジニアリングと環境設備を「ビジネスモデル変革」のカテゴリーに分類し、各事業の市場環境と事業特性に応じた施策を進めています。ドメイン全体では、脱炭素社会の実現に貢献する環境対応製品のソリューションプロバイダーとして関連技術の横通しや人材流動化によりビジネス機会の拡大も推進中。また、デジタライゼーションの取り組み強化をドメインと当社のシェアードテクノロジー部門の連携により推し進め、個々の事業のさらなる競争力強化、事業強化へつなげます。
TOPICS
市場シェア国内1位※1
市場シェア世界1位※2
市場シェア世界3位※3
※2:排ガスからのCO₂回収装置納入実績。2021年5月時点(当社調べ)
※3:2019年度実績(当社調べ)
新たな社会をカタチづくる
多様な製品を扱う
快適で便利な暮らしを支える物流・冷熱・ドライブシステム事業と、社会インフラに関わるありとあらゆる分野で、さまざまな技術・製品を扱う機械システム。高度なテクノロジーや豊富な経験と実績を背景に、世界中の人と人、人と社会をつなぎながら、豊かな暮らしと社会の発展を支え、次の時代の新たな社会基盤を築きます。 再生可能エネルギーと組み合わせた分散型発電システムの積極的推進や、世界的な環境規制強化への対応によって進む自動車のパワートレインの多様化に、世界トップクラスの技術力と開発力で応えるターボチャージャなど、物流・冷熱・ドライブシステムドメインは、環境保全の高まりから今後ますます注目される分野です。
TOPICS
市場シェア 世界3位※1
市場シェア 国内1位※2
市場シェア 国内1位※3
※2:2019年度実績1,000kW超3000kW未満級(一般社団法人日本内燃力発電設備協会発行「内発協ニュース8月号」に基づく)
※3:2019年度実績(当社推定値)
陸・海・空・宇宙の
安全・安心を守る
国家プロジェクトレベルで社会に影響を与え、多くの人々の安全に貢献できるという他にはない達成感、責任感を味わえるのが航空・防衛・宇宙ドメインの仕事です。 民間航空機分野では、構造Tier1事業において、生産効率向上とコスト競争力強化にも取り組むとともに、狭胴機プログラムを新規獲得するための活動を開始。防衛分野では、世界水準の製品の提供を通じて安定的な事業運営を続けながら、指揮統制や無人機システムなど新たな事業領域への拡大を図ります。また、宇宙分野においては、低価格かつ信頼度の高い打上げ輸送サービスを実現するH3ロケットの開発を、2021年度1号機打上げに向けて進めています。
さまざまな専門家が集結する、
会社の“頭脳”
ものづくりの現場に最新の技術をシェアし、三菱重工グループ製品を根幹から支える専門家たち。まさに会社の頭脳集団です。事業や製品を守り、新たな価値へと進化させて国際競争力を高めていく。過去、現在、そして未来のものづくり全体に関わるチャレンジングな部門なので、多種多様な製品に携われるのが魅力です。
グローバルに活躍する
知的財産部
市場に出る製品における「特許権」はもちろん、デザインが関わる「意匠権」や、マーク・ブランドなどの「商標権」などで守られています。ここでは、知的財産権を駆使して、三菱重工グループの事業や製品を守る役割をになっています。さらに、事業や研究開発戦略と一体となった、グローバルな知財戦略の立案などにも力を注いでいます。
技術にプライドと責任を、
総合研究所
先人が積み重ねてきた技術をさらに革新し、製品性能の向上やバリューチェーン強化に向けた研究開発を、全事業横断し取りまとめています。物流や電化など新しいジャンルにも率先してチャレンジ。また、世界中の大学や企業、COE(世界トップレベル研究拠点)と連携して、常に最先端の知識を取り込める環境が強み。各方面での世界No.1を目指し、高度な解析技術と大規模試験設備を駆使しながら研究開発を推進しています。
製品をもっと賢く。
ICTソリューション
三菱重工グループのあらゆる製品に、ICT(情報通信技術)で新たな「知性」を吹き込み、「製品をもっと賢く」するのがICTソリューション本部。AIやIoTの進化によってもらたされるデジタライゼーションを活用して、個々の製品の技術・開発手法を統合・共有し、新たな付加価値を生み出して競争力強化を図っています。プラント計装制御や道路交通の高度化など、国内外の大規模なプロジェクトにも取り組んでいます。