#17
WORK&
PERSON
INTERVIEW
PERSON
国や産業を支えるものづくりなので
信頼性を第一に考える
蒸気タービン計画部
[2014年入社]
機械工学専攻卒
三菱重工に入社した理由を教えてください。
学生時代に工場見学をした際に蒸気タービンの実物を見せて貰いましたが、その際に10メートルの大物機械がコンマ数ミリ単位の精度で造られていることを知り、三菱重工の技術力の高さに興味を持ちました。量産品ではなくニーズに合わせた一品もののものづくりができる点や、国や産業を支える発電設備をつくることができる点にも魅力を感じました。
大学の研究室のOBに詳しい話を聞かせてもらったところ、会社の雰囲気も自分に合うのではと思い、入社を決めました。
主な仕事内容と、
心がけていることを教えてください。
主な仕事は、中小型※蒸気タービンの引合/基本設計/性能試験です。なによりも安全及び信頼性第一で、お客様の要望を叶えられる蒸気タービンの設計を心掛けています。蒸気タービンは技術の塊なので学ぶことが多いのですが、不明点はそのままにせず一つずつ解消するようにしています。製品の事業規模が大きくさまざまな部署の人と関わるので、コミュニケーションを密に取ることを心掛けています。
※中小型:主に自家発電や、IPP: Independent Power Producer(独立系発電事業者)、地熱発電向けなどに用いられる。
今までの仕事で印象的だったできごとは何ですか?
海外のお客様へ技術折衝に行った際、提案した仕様がお客様の要求を満たしていないことが判明して打合せが急遽中断され、出先でそのまま技術検討をやり直す事態になったことです。当たり前のことなのですが、打合せ前の摺り合わせや要求仕様の裏取りといった準備の重要性をあらためて学びました。
三菱重工で働くことのやりがいや魅力を教えてください。
案件毎のさまざまな要求を、どのように解決し設計に繋げるかを考えることにやりがいを感じます。蒸気タービンは蒸気さえあれば世界中のさまざまなプラントで活用できますが、お客様ニーズが多種多様なため全く同じタービンを設計することは稀です。そのため、覚えることや検討することが多く、経験が必要になってきますが、ひとつ課題を達成する度に自分の成長を実感できる仕事だと思います。また、私が関わっている蒸気タービンは三菱重工の主力製品の一つであるため、プロジェクトに対して主体的に、中心的な役割を担うことができるのも魅力的な点です。
三菱重工に入ってよかったことを教えてください。
優秀な人が多くいるため、周囲から刺激を受けて自身の成長につなげることができること。数億~数百億円規模の大きな案件に主担当として取り組めること。数メートルから数十メートル規模の大型精密機械づくりに携われることなどが、三菱重工に入って良かったなと感じるポイントです。会社が力を入れている社会人野球やマラソンの応援も楽しいですね。
職場もとても働きやすい環境や雰囲気だと聞きました。
ええ。チーム一丸となって取り組む雰囲気があります。また、皆の為に行動する人が多く、得意分野やプライベートを考慮して担当業務をフレキシブルに調整できるフットワークの軽さもあります。意見や質問をしやすい環境も三菱重工の特色だと思います。忙しくても困っている人には時間を割いて相談に乗ってくれる人が多いです。 仕事以外の面でも、仕事とプライベートのメリハリがしっかりしていて、休暇を取ってゴルフに行く人もいれば、仕事を早めに切り上げてチームで旅行に行く人もいて、多種多様なリフレッシュの仕方ができる環境ですね。