第67回ニューイヤー駅伝2023

第67回ニューイヤー駅伝2023

場所:群馬県前橋市

選手:的野選手・コリル選手・林田選手・井上選手・山下選手・定方選手・吉田選手

実業団日本一を決める「ニューイヤー駅伝2023」が1月1日(日)に群馬県で開催され、三菱重工マラソン部は3年連続の入賞となる4位入賞を果たしました。沿道での応援が3年ぶりに復活、現地での力強いご声援とテレビ等を通じての応援がチームの大きな力となりました。

第67回ニューイヤー駅伝2023

1.レース振り返り

スローペースで進んだ1区は的野が先頭と7秒差の11位で好発進、ニューイヤー駅伝デビューとなった2区コリルが区間3位の走りで2位に押し上げ、3区林田が安定の走りでトップに躍り出る。8年連続エース区間を任された4区井上はSUBARUを引き離し一時単独首位を走るも終盤に失速、18キロ過ぎにHondaに追いつかれ2位でタスキ渡し、故障明け久々のレースとなった5区山下が5位に順位を下げたものの、チーム最年長6区定方が粘りの走りで3位に再浮上。アンカーを任された7区吉田はGMOインターネットグループ、SGホールディングスとの3位争いに後方から追い上げてきたトヨタ自動車の渾身のスパートに3秒及ばず、2年連続4位でフィニッシュした。

2.チーム結果

順位 チーム 地区 記録
優勝 Honda 東日本 4時間48分06秒
第2位 富士通 東日本 4時間48分52秒
第3位 トヨタ自動車 中部 4時間50分10秒
第4位 三菱重工 九州 4時間50分13秒
第5位 GMOインターネットグループ 東日本 4時間50分16秒
第6位 SGホールディングス 関西 4時間50分17秒
第7位 SUBARU 東日本 4時間51分32秒
第8位 中電工 中国 4時間51分36秒

3.個人記録

区間 選手名 区間記録(区間順位)
第1区(12.3km)県庁~高崎 的野 遼大 35分42秒(11位)
第2区(8.3km)高崎~公田 キプラガット・エマヌエル・コリル 22分00秒(3位)
第3区(13.6km)公田~伊勢崎 林田 洋翔 38分06秒(3位)
第4区(22.4km)伊勢崎~太田 井上 大仁 1時間05分15秒(9位)
第5区(15.8km)太田~桐生 山下 一貴 46分30秒(9位)
第6区(11.9km)桐生~西久保 定方 俊樹 35分19秒(3位)
第7区(15.7km)西久保~県庁 吉田 裕晟 47分21秒(17位)

4.選手・監督コメント

的野 選手

1区(的野 選手)

元日から現地に駆けつけて応援してくださった方々、テレビの前で応援してくださった方々もありがとうございました。個人としては、先頭が見える位置で襷を渡すという役割は果たせましたが、区間賞を狙っていたので、まだ勝ち切る力が足りないと感じました。総合では、チーム全員が力を出し切り、4位入賞することができました。来年は最後の最後まで優勝争いできるような強いチームにしていけるよう、一丸となって精進していきます。

コリル選手

2区(コリル選手)

初めてのニューイヤー駅伝はとても良いレースをすることができました。たくさんの方々の応援とチームメンバーに感謝しています。2023年もよろしくお願いします。

林田 選手

3区(林田 選手)

今回も昨年同様チーム4位、個人区間3位と悔しい結果となりました。ただ、九州予選からの悪い流れからここまで仕上げられたのは良かったなと思います。しかしここで満足せず、来年に向け1年間しっかり練習を積んでいきます。沿道での応援、テレビの前からの応援、すごく力になりました。ありがとうございました。2023年もしっかり結果を残せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

井上選手

4区(井上 選手)

応援ありがとうございました。優勝を決定づける為の4区として臨みましたが、逆に追い抜かれ、流れを切ってしまい5区以降の選手に大きな負担をかけ大変申し訳なく思います。しかし、チームメイトに助けられ4位という結果を残すことができました。苦しんだ2022年でしたが来年こそは優勝できるよう、今年一年この強いチームの柱として更に鼓舞する走りができるよう頑張りますので2023年も応援よろしくお願いします。

山下 選手

5区(山下 選手)

今回の駅伝では、中盤に集団から離れてしまい、大事なところで粘ることができませんでした。
前回・今回と思うように走れていないので、来年は自分のところで優勝を決める走りができるよう、1年間練習を積みたいと思います。応援ありがとうございました。

定方選手

6区(定方選手)

6区で優勝を決める走りを、そんな状況でなくても後半区間の要としてチームの状況を少しでも上げることが自分の仕事でした。5位から3位に順位を上げられ、チームが落ちそうなところをもう一度立て直すことができたのは良かったです。しかし入賞は続けられても優勝することは本当に難しいと思いました。引き続きここで勝つために皆で頑張っていきます。

吉田選手

7区(吉田選手)

最初ハイペースで入り本当に辛かったときに粘り切れたのは、現地まで来てくださった応援団の方々やテレビの前で応援してくださった方々のお陰です。最後競り負けて4位になったのはとても悔しかったですが、大舞台で勝負できたことはとても良い経験になりました。来年こそは優勝できるよう、悔しさをバネに今年一年で力をつけます。熱いご声援、本当にありがとうございました。


黒木純監督

元日から熱いご声援ありがとうございました。結果は4位でしたが、三菱重工マラソン部らしい粘り強いレースが出来たと思います。この流れを更に上昇させるべくマラソンシーズンにおいても勝負していきたいと思います。2023年も宜しくお願い致します。

黒木純監督

5.レースギャラリー

第67回 全日本実業団対抗駅伝競走大会
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写真:アフロスポーツ