第68回ニューイヤー駅伝2024
第68回ニューイヤー駅伝2024
場所:群馬県前橋市
選手:松倉選手・井上選手・林田選手・コリル選手・山下選手・定方選手・的野選手
「ニューイヤー駅伝2024」が1月1日(月曜日)に群馬県庁を発着点とする7区間100キロのコースで開催され、三菱重工マラソン部は4年連続の入賞となる5位入賞を果たしました。今回はコースの一部が見直され、従来の2区(8.3キロ)と3区(13.6キロ)を合算した新2区が設けられ、これまで2区だった外国人選手が出場できるインターナショナル区間は新4区(7.8キロ)となりました。沿道での声出し応援も4年ぶりに復活、現地での力強い応援がチームの大きな力となりました。
1.レース振り返り
1区はニューイヤー駅伝デビューとなった松倉が先頭と15秒差の9位で好発進、新エース区間となった2区井上が意地の走りで8位、3区林田が9位と入賞圏内付近で襷を渡し、4区コリルが快走し6位まで順位を上げた。5区山下が追い上げられ10位に後退したものの、6区定方が粘り強い走りで8位に再浮上。8位で襷を受けたアンカー的野は3人を抜いてラストスパートで競り勝ち5位でゴール。6・7区でベテラン勢が存在感を見せ、昨年より1つ順位を落とすもチーム一丸となり襷を繋ぎ4年連続の入賞を決めた。
2.チーム結果
順位 | チーム | 地区 | 記録 |
---|---|---|---|
優勝 | トヨタ自動車 | 中部 | 4時間49分02秒 |
第2位 | Honda | 東日本 | 4時間51分11秒 |
第3位 | 旭化成 | 九州 | 4時間51分27秒 |
第4位 | 黒崎播磨 | 九州 | 4時間52分40秒 |
第5位 | 三菱重工 | 九州 | 4時間53分45秒 |
第6位 | Kao | 東日本 | 4時間53分46秒 |
第7位 | NTT西日本 | 関西 | 4時間53分47秒 |
第8位 | GMOインターネットグループ | 東日本 | 4時間54分07秒 |
3.個人記録
区間 | 選手名 | 区間記録(区間順位) |
---|---|---|
第1区(12.3km)県庁~高崎 | 松倉 唯斗 | 34分57秒(9位) |
第2区(21.9km)高崎~伊勢崎 | 井上 大仁 | 1時間03分06秒(11位) |
第3区(15.4km)伊勢崎~三菱電機 | 林田 洋翔 | 43分31秒(10位) |
第4区(7.8km)三菱電機~太田 | キプラガット・エマヌエル・コリル | 21分22秒(8位) |
第5区(15.8km)太田~桐生 | 山下 一貴 | 49分03秒(24位) |
第6区(11.2km)桐生~西久保 | 定方 俊樹 | 33分20秒(4位) |
第7区(15.6km)西久保~県庁 | 的野 遼大 | 48分26秒(5位) |
詳細結果(外部リンク)
4.選手コメント
1区 (松倉選手)
1区を走らせていただき、最低限の役割は果たせたかなと思っています。しかし、ラスト1km手前で集団から離されてしまったので、来年はそこに加わり区間賞を狙っていきます。朝早くから三菱重工の応援をありがとうございました。
2区 (井上選手)
今回も元日から沢山の応援ありがとうございました。私の区間で先頭に追いつくプランでしたが、早々に苦しくなり一時は入賞圏内からも遠ざかる走りをしてしまい申し訳なく思います。しかし、沿道の応援が力になり、最後まで諦めずに走り切れました。また、チーム力で入賞できたことは嬉しく思います。昨年は苦しんだ分今年一年飛躍の年となれるよう頑張りますのでよろしくお願いします。
3区 (林田選手)
今回は優勝、区間賞を目標に挑みましたが全く達成することができませんでした。3区での自分の役割を果たすこともできず、先輩方に助けてもらう駅伝となりました。今年度残りのロードシーズンでしっかり結果を残して、来年度につなげていきたいと思います。元日朝早くから応援ありがとうございました。2024年も応援よろしくお願いします。
4区 (コリル選手)
4区は後半の向かい風が厳しくタフなレースとなりましたが全力を尽くして走りました。来年は更に良い結果となるよう頑張ります。今年もよろしくお願いします。
5区 (山下選手)
今回の駅伝も自分が足を引っ張る形となってしまいました。この悔しさを1年間忘れることなく練習に取り組み、駅伝の借りは駅伝で返したいと思います。ご声援ありがとうございました。
6区 (定方選手)
10位で襷をもらい絶対入賞だけはと強い気持ちで前を追いました。あと数秒を縮められず苦しい時、三菱重工グループ応援団の声が聞こえる度に力を込め追いつき、またその勢いで追い越すことができました。力のこもった熱い応援を本当にありがとうございました。優勝に絡めなかったことは悔しいですが、入賞を続けることは次に繋がる大事なことだと思います。また皆で優勝を目指し頑張ります。
7区 (的野選手)
応援ありがとうございました。1区から6区までの選手が繋いでくれた襷や、沿道での応援団の方々の声援が力となり、少しでも上の順位へと攻める走りができました。今大会での上位チームとの差を埋めるべく、また1年間優勝に向けて走り続けていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
5.レースギャラリー 第68回ニューイヤー駅伝2024
写真:アフロスポーツ、フォート・キシモト