現場で手を動かし、何かを生み出すことこそが、最大のやりがい。

NISHIYAMA RYOUICHI 西山 綾一
NISHIYAMA RYOUICHI 西山 綾一
NISHIYAMA RYOUICHI
西山 綾一
民間機器事業部 冷熱技術部 設計課 RACチーム
2019年入社
幼少期 段ボールでオモチャを自作するほどの、モノづくりが好きな少年時代。高専・大学院時代 高専で7年を過ごし、大学卒資格を取得。大学院に進む。一貫して「流体力学」を研究した。1年目 冷熱製品の基本から学ぶ日々。製品に貼るラベルのレイアウトなども担当した。2・3年目 1年目から蓄積した知識をベースに、部品のモデリングなどに携わり始める。5・6年目 製品のフルモデルチェンジにかかわるプロジェクトの主担当に。立ち上げから最終工程まで携わる。
幼少期 段ボールでオモチャを自作するほどの、モノづくりが好きな少年時代。高専・大学院時代 高専で7年を過ごし、大学卒資格を取得。大学院に進む。一貫して「流体力学」を研究した。1年目 冷熱製品の基本から学ぶ日々。製品に貼るラベルのレイアウトなども担当した。2・3年目 1年目から蓄積した知識をベースに、部品のモデリングなどに携わり始める。5・6年目 製品のフルモデルチェンジにかかわるプロジェクトの主担当に。立ち上げから最終工程まで携わる。

モノづくりを愛した「工作好きの少年」が、
着々と積み重ねた知識を活かすまで

今思えば、子どものころからモノ作りの楽しさを満喫していたような気がします。祖母がスーパーからもらってきてくれた段ボールを使ってオモチャを作ってみたり、パズルに熱中したり……。何かを作り上げるということ自体に興味があったのだと思います。
中学生くらいになると、漠然とではありますが「将来は設計関連の仕事に就きたい」と思うようになりました。中学卒業後に選んだのは高等専門学校。モノづくり、特に設計の分野についてより深く学びたかったからです。高専時代から、その後進んだ大学院まで、流体力学について研究を続け、その知見を活かせる就職先として、MHIエアロテクノロジーズに辿り着きました。
流体力学、つまり「空気や水の流れ」について学んでいたので、航空機関連のメーカー、もしくは換気扇やエアコンといった空調機関連のメーカーを就職先の候補として考えていました。そこで設計の仕事ができれば、と。現状、MHIエアロテクノロジーズに入社し、空調機器の設計に携われているので、夢が叶ったと言っていいのかな、と思っています。
私の所属している部署全体ではさまざまな製品を取り扱っていますが、私が担当しているのは家庭用の空調機の設計です。室内機と室外機がセットになっている、お馴染みの家電ですね。家庭用のエアコンは、省エネに関する基準が法律で定められていて、毎年のようにその基準が改正されていきます。クリアすべき基準のハードルがどんどん高くなっていくということです。それに合わせてクライアントが開発した新たな機構などを、部品の形状なども考えたうえで設計に落とし込んでいくというのが、主な仕事の流れです。製品は絶え間なく進化していきますし、地球温暖完化の影響でエアコンの需要が伸びている国もあったりするので、常に求められている大切な分野だと思っています。

街で自分が設計を手掛けた製品を見つけ
触れることができるのは大きな喜び

入社するまでの私は、正直言って「そもそもエアコンがなぜ冷たい空気を作れるのか」といったことさえ考えたこともないレベルでした。ですから、入社後はまずエアコンの仕組みを知ることからスタートとしました。それが徐々にわかってくることで、やるべきことが見えてくるのです。
次の段階として、それぞれの部品がどういう役割を担っているのか、どういう意図で組み合わさっているのか、ということを知る必要がありました。たとえば、一見、何の変哲もない突起部分が、構造上重要な役割を担っていることもある。そういったことをひとつひとつ理解し、消化していかなければ、設計はできないといいうことです。ひとつの製品を作るのに、5人、6人というメンバーがチームで担当しますので、あらゆる情報を共有しておくことが大切なのです。
「ひと通りのことがわかる」、というのはとても重要なことで、それができなければ「一人前の技術者」とは言えないな、と個人的には思っています。いま、入社して初めてひとつの製品を設計する最初から最後までの工程に携わっているのですが、自分がやるべきことの「全体像」が見えてきた気がしています。ようやく、0.8人前くらいにはなれたかな、という気持ちです。
ひとつの製品に長く関わっていると、少しずつ愛着が湧いてきます。家電量販店で自分が携わった製品を見つけてその内側を覗いて、自分が考えた形状が活かされているのを確認した時は、やっぱり充実感があります。実際に見て、触れて成果を実感できるというのは、私たちの部署ならではの喜びなのかもしれませんね。

わからないことを「わからない」と言える
前向きなコミュニケーション能力を大切にしたい

もともと私は、プロジェクト全体を俯瞰してマネジメントするというよりは、現場で手を動かして何かを作り出したいという考えを持っていました。その思いは今も変わっていませんし、これからも技術と知識を蓄えていかなくてはならないと感じています。
前述の通り、現在携わっているプロジェクトは、スタートから最終工程まで参加することになる私にとって初めての経験になります。とりあえずこれを完走することで、また違った景色が見えてくるのではないかと期待しています。
エンジニアとしての長期的な目標を挙げるなら、より良い設計を究めていくことにつきます。エンジニアリングの世界にも、最先端のAI技術や自動化技術が入ってきていますから、それらを学んで、作業に活かしていくことが重要です。効率化、最適化、自動化を駆使することで、クライアントに対して、もっと良いアイデア、もっと良い提案ができるのではないかと思っています。そのためにも、下地となる技術力を磨いていきたいと思っています。

6年間、エンジニアリングの現場で働いてみて、もっとも重要だと思ったのは、コミュニケーション能力です。チームで作業をする以上、情報伝達は不可欠ですし、クライアントと接する時も、先方のオーダーやアイデアを対話を通じて把握しなくてはなりませんから。
それに、作業に携わりながら自分が成長していくうえで、わからないことを「わからない」と言える能力は大切だと思っています。私自身、新人のころは「何がわからないのか自分でもわからない」という状況になったことが何度もあります。
ただ、そこで立ち止まっていては何も解決しません。その状況を打破するコミュニケーションスキルは、持っているべきかな、と思います。幸い、先輩、上司を含めて言葉をかけやすい環境が、この会社にはあります。気後れすることなくコミュニケーションを取ってくれる若いみなさんと一緒に働けることを、楽しみにしています。

  • 社員の所属・役職・入社年次・担当業務等は取材当時のものです。