エンジニアとしてやりがいを日々感じ、社会貢献や新技術の開発に挑む

エンジニアとしてやりがいを日々感じ、社会貢献や新技術の開発に挑む 織田 翔介
織田 翔介
SHOUSUKE ORITA
冷熱・産業機械事業部 冷熱技術部 電子技術室 主任
2004年入社
工学部 電子工学専攻
MY HISTORY MY HISTORY

6~12年目

配下社員を数名持つようになり、徐々にチームを纏める立場となる。

13年目~現在

客先との折衝において中心的役割を果たす。
一方で、技術的な面においてもメンバの支援を実施。


小学生の頃にパソコンに目覚めてから、
現在のソフトウェア開発に至るまで、エンジニアの夢を追い続ける

織田翔介の写真

小学5年生位の時に親がパソコンを貰ってきました。BASICというプログラミング言語の古いパソコンでした。親は全く関心がなく、私の方が興味を持ってしまい、色々なプログラムをつくってみたというのが、思えばこの世界に入る始まりだったかもしれません。その後、大学では電子工学を専攻し、電子回路、電気回路、ソフトウェアについて学びました。中でもソフトウェアの分野が好きでしたが、夢は幅広い知識を持ったエンジニアになることでした。そして、就職を考えた時に希望したのが、中菱エンジニアリングの冷熱分野でした。なぜ冷熱分野かというと、冷熱製品の場合、航空機などよりも、より広い分野に関わることができると思ったからです。

現在は、カーエアコンのソフトウェア開発を担当しています。カーエアコンには冷媒を圧縮/循環させるための電動コンプレッサという部品があるのですが、主にその部品のソフトウェア開発に携わっています。

幅広い業務領域の中で、新しい分野に携わることができ、
さらに技術的な仕事に集中できる理想の環境がある

設計の仕事をしていて嬉しいことは、自分でつくり上げたソフトウェアが思い通りに動作した時です。製品が搭載された自動車が走るのを、街などで間近に見ることができますので、それが仕事の醍醐味といえます。また、設計した後に説明を行うレビューという工程があるのですが、海外に出張して世界的に有名な自動車メーカーでレビューを行った時には達成感がありました。自分たちのつくった製品が世界を舞台に活躍するかと思うと感動しました。

私の場合はソフトウェアに関わる仕事がしたくて入社したのですが、ソフトウェアだけしか扱っていない会社が世の中にたくさんある中で、中菱エンジニアリングはハードウェアにまで携わっているので、部署間で情報を共有したり、一歩踏み込んだ作業ができるところが魅力だと思います。また、幅広い領域の技術を持っている会社であるため、自分の希望や志次第で、様々な分野の仕事にも足を踏み入れることができます。

さらに当社はエンジニアリング業務に特化しているため、技術的な仕事に集中できるところも特長です。エンジニアにとっては理想の環境だと思います。

織田翔介の写真

エンジニアであることの喜びを胸に、さらなるチャレンジへ

織田翔介の写真

当社は冷熱機器を開発している企業としてSDGsや環境問題にも目を向けなければいけません。その一例としてエネルギー効率の改善が挙げられます。世界で使用される電力の半数近くはモータによる電力消費だといわれていますが、私が開発に携わっている電動コンプレッサにもモータが内蔵されており、より高効率のモ―タをつくることで電力の消費量を抑えることができ、社会に貢献できると考えています。

また、社会貢献と共に、新しい技術を開発していくということも我々エンジニアの使命と考えます。そのためには、これからの主流と言われているモデルベース開発(MBD)など、常に勉強は欠かせません。

プライベートの話になりますが、休みの日に仕事に関わる本を読んでいた時に、妻に「なんで休日まで勉強しているの?」と言われました。その時に自然と「別に嫌じゃないし、興味があるからね」と言ったら、「好きなことを仕事にできるってすごく贅沢だよね」と妻に言われ、とても幸せな気持ちになりました。もちろん開発にはトラブルはつきもので、原因が見つからず試行錯誤することもあります。そんな時でも夢であったエンジニアの仕事に就いていることを思い出し、これからもチャレンジし続けていきたいと思っています。

・・・中菱エンジニアリングを志望する、学生の皆さんへ・・・

織田翔介の写真

私もそうですが、皆さんも興味があって現在の学部・学科を専攻されたと思います。自分の好きなこと、興味のあることを仕事にできるのは幸せなことです。技術は日々進歩しており、ものをつくるには今まで蓄積されてきた技術も必要ですが、新しい技術も必要になってきます。そういった意味では、若手のエンジニアが当社の中心となって活躍できる機会も多いと思います。自分の好きなことで新しい技術にチャレンジしたい方に、ぜひ入社してほしいです。

  • 社員の所属・役職・入社年次・担当業務等は取材当時のものです。