人材育成
三菱重工グループの一員として経験豊富な指導者達が、三菱重工のメーカー直伝のノウハウを技術伝承し育成する体制を構築しております。
三菱重工グループとして技術力に長けた人材育成と運転体制
当社が事業を担う環境装置プラントは、各地域の公共サービスの中核を担う施設です。各地域の環境施設の運転管理をサービスとして安定的に提供し続けることと、それを担う人材育成に力を入れています。
当社事業は、公共サービスを担わせていただく中で、社是である「信頼・社会貢献・誠実・創造」を基本に、人材育成と三菱重工グループとしての技術力を活かすことで、地域社会に貢献し続けています。
環境施設の安定運転を確保し、運転技術を向上させていくために、三菱重工グループの一員として経験豊富な指導者たちが、新人職員に対して蓄積されたノウハウを伝承し育成して参ります。
また、全国規模で各地域ごとの相互人材交流を通し、職員の活性化とスキルアップを図って参ります。更なるステップアップ手法として、親会社である三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社が建設する環境プラントに、職員を試運転要員として配置し、施設の立ち上げ作業を経験させることで、より高度な技術を身に着ける機会を積極的に設けています。
個人の能力・意識を高めていく継続的な教育・人材育成
当社では、社員こそが財産であり、事業の根幹です。
社員が能力を伸ばし、成長していくことが、当社事業の安定と安心のサービス提供、そして事業の伸長につながっています。
そのために、社員への教育と適正な評価を大事にしています。
教育プログラムは、次の体系にて行っています。
(1)運転技量向上教育
実際の運転業務上の技量・能力向上のため「運転技量能力表」などで各人の技量の到達度を分野・項目単位で詳しく評価し、見える化しています。また個人別の的確な目標設定による人材育成を行っています。 一人ひとりが、一年後、五年後、十年後の成長を目指す取り組みが定着しています。
(2)階層別研修
階層別教育研修を全社共通で実施し、レベルアップと意欲の向上を実現しています。
(3)安全衛生教育
安全はすべての基本です。各種安全教育を継続的に実施することで安全・安心な職場を実現しています。
(4)コンプライアンス研修
全社共通のコンプライアンス研修を実施するなど、コンプライアンスの徹底を図っています。
教育プログラム
運転管理に必要な多くの有資格者を育成しています
安全を最優先として、技術力向上の追及や、資格取得を積極的に推進しています。必要な資格取得への教育費用、研修費用を会社負担とし、且つ、資格ごとのインセンティブを設定しています。資格を積極的に取得する取り組みにより、下記のように多くの有資格者を擁しています。
保有主要資格名 |
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廃棄物処理施設技術管理士 |
下水道技術検定(三種) |
公害防止管理者(大気・水質) |
ボイラー・タービン主任技術者 |
電気主任技術者 |
衛生管理者 |
ボイラー技士・整備士 |
危険物取扱者(乙4) |
防火管理者(甲・乙) |
電気工事士 |
クレーンデリック運転士 |
社員制度の充実で、キャリアアップとモラルアップ
当社の社員制度の基本は、運転事業所の社員制度・育成制度にあります。
当社は、能力と意欲のある社員が、安全で安心、質の高いサービスを公共の施設運営に提供することで社会と地域に貢献する会社です。
そのために、すべての事業所で、社員が中核の運転管理を推進しています。
20代から50代までの幅広い年代の人材を採用し、成長してもらい、個人個人の能力、技量、意欲に応じた処遇を行い、内部昇格を進め、副班長、班長、副所長、所長と職責を担ってもらっています。
また、意欲に応じて、事業所間の異動も行い、キャリアアップの促進を実施しています。
定年は60歳ですが、意欲のある方々には雇用延長などの制度で、継続して勤務をいただいています。
社会に直接貢献する公共サービスを担い、社員が長く活き活きと働き続けている会社です。