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◆ MHIETとSNATが2003年に共同設立、出力500~1,800kWクラスの産業用ディーゼルエンジンを生産
◆ MHIETの技術力とSNATのサプライヤーネットワークで、発電用途エンジンの累計販売台数2,000台超を達成
三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(MHIET、社長:古殿 通義、本社:相模原市中央区)は、中国における産業用ディーゼルエンジン製造拠点である上海菱重発動機有限公司(SME:Shanghai MHI Engine Co., Ltd.、総経理:德田 勝、本社:上海市)の会社設立10周年記念式典を5月19日に開催しました。同式典は、共同出資した現地企業の上海新動力汽車科技股份有限公司(SNAT:Shanghai New Power Automotive Technology Company Ltd.、総経理:徐 秋華氏、本社:上海市)と実施したものです。
SMEは、中国大手自動車メーカーである上海汽車集団股份有限公司のグループ会社であるSNATとMHIETの出資により2013年に設立された合弁会社です。MHIETが技術ライセンスを供与する産業用ディーゼルエンジン(出力500~1,800kWクラス)をSMEが生産しており、同エンジンは非常用発電機など発電セット用途で販売されています。MHIETの技術力とSNATのサプライヤーネットワークによって中国における発電セット市場の旺盛な需要を取り込み、2022年には累計販売台数2,000台ならびに過去最高の販売台数を達成しています。
今回の記念式典では、これまでSMEの発展に寄与いただいた多くの関係者に感謝の意を表しました。MHIETは、10周年の節目を迎えたSMEのさらなる発展を目指すとともに、中国市場における産業用ディーゼルエンジンの販売シェア拡大に一層尽力していきます。
■上海菱重発動機有限公司(SME)の概要
- 【社名】(中文) 上海菱重発動機有限公司
(英文) Shanghai MHI Engine Co., Ltd. - 【住所】2630 Jun Gong Road, Shanghai, China
- 【電話番号】+86-21-6065-2943
- 【主要営業種目】産業用ディーゼルエンジンの製造・販売・サービス
- 【沿革】
2012年3月 合弁契約締結 2013年3月 営業開始 2013年12月 量産開始 2018年12月 発電用高出力機種S16R2初号機出荷 2022年3月 累計販売台数2,000台達成 2023年5月 設立10周年記念式典を開催
■上海菱重発動機有限公司(SME)の社屋及び製品例