エンジン用アスベスト含有補修用部品の出荷に関するお詫びとお知らせ

三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社
2019年2月26日
(改訂)2019年5月27日
(改訂2)2019年9月6日
(改訂3)2019年11月8日
(改訂4)2020年3月12日
(改訂5)2023年3月31日

 「労働安全衛生法施行令」改正により、2006年9月1日から石綿(アスベスト)をその重量の0.1%を越えて含有するものは、製造・輸入・譲渡・提供・使用が禁止となり、弊社でも、完成品および補修用部品のノンアスベスト化に全社を挙げて鋭意取り組んでまいりました。しかしながら、当時のエンジン用アスベスト含有の補修用部品での廃棄・代替化の作業に一部不備があり、アスベスト含有の補修用部品(別添資料参照)を規制後においても誤って出荷・販売していた(注1)ことが判明しましたので、お知らせすると共に、心よりお詫び申し上げます。

 対象部品は、エンジンのガスケット、パッキン、ラギング(別添資料(1)写真参照)です。これらの部品は、通常使用時や取り付け作業時にはアスベストが飛散する可能性は極めて低く、安全性には問題ないと考えております。但し、取り外し作業時には、別添資料(2)に記載の処置が必要となります。

 当該部品を規制開始以降にご購入頂いたお客様におかれましては、回収させて頂き、アスベストを含まない部品に無償で交換のうえ、法令に則って弊社にて廃棄処分を行います。2019年2月26日より弊社が設置する下記の「エンジン用アスベスト部品コールセンター」にご連絡くださるようお願い申し上げます。

 なお、現在 弊社では、2006年9月の規制開始以降に販売した補修用部品の全数点検を継続して実施中(注2)であり、別添資料(2)の部品以外にアスベスト含有品が判明した場合には、速やかに同資料に追加させていただき、ご報告申し上げます。

 本件については、既に相模原労働基準監督署に報告を行っており、ご指導を受けながら対応しております。

 お客様をはじめ関係者各位には、大変なご迷惑をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。今後は再発防止に向けた対策を確実に実行すると共に、コンプライアンスの徹底に取り組んでまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

(改訂)2019年5月27日 含有が疑われる部品として、下記の通り別添資料(3)を追加しておりますので、以前ご確認頂きましたお客様におかれましても、再度ご確認いただけますようお願い申し上げます。

(改訂2)2019年9月6日 含有が疑われる部品として、下記の通り別添資料(4)を追加しておりますので、以前ご確認頂きましたお客様におかれましても、再度ご確認いただけますようお願い申し上げます。

(改訂3)2019年11月8日 含有が疑われる部品として、下記の通り別添資料(5)を追加しておりますので、以前ご確認頂きましたお客様におかれましても、再度ご確認いただけますようお願い申し上げます。

(改訂4)2020年3月12日 含有が疑われる部品として、下記の通り別添資料(6)を追加しておりますので、以前ご確認頂きましたお客様におかれましても、再度ご確認いただけますようお願い申し上げます。

(改訂5)2023年3月31日 お客様窓口用コールセンターを終了しました。今後のお問い合わせは以下窓口までお願い申し上げます。

  • 1出荷・販売は、三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社および事業分割前の三菱重工業株式会社相模原製作所のエンジン事業部門によるもの
  • 2当時、相模原製作所で同様の補修用部品の管理を行っていた他事業についても、調査を実施中

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