[ サービスエンジニア ] 秋元 崇宏
大学時代、旅先の海外で活躍する日本の重機に感動。
三菱重工ブランドの信頼とともに、グローバルな活動を展開しています。
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[ サービスエンジニア ]
KUエンジン(定置用エンジン)
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上席主任
秋元 崇宏
AKIMOTO TAKAHIRO
海外で目の当たりにした日本の技術力に感動
大学時代は、夏休みなどにリュック1つ背負い、バックパッカーとして、友人と数カ月間海外を旅することが趣味でした。当時、ネパールに登山のため乗車したバスが、切り立った山脈の中でがけ崩れによる通行止めに遭遇。老若男女、女性や子供含む乗客全員で、近所にあった重機と手作業により2時間程かけてがれきを撤去し道をつくりました。その際に使用されていたのが日本の重機でした。日本人が誰一人いない発展途上の奥地で、日本の技術力が生活に欠かせないものとして活躍していることに日本人としての誇りと感動を覚えました。この体験から、グローバルに活躍できる技術力を有した日本企業である三菱重工を志望しました。
現在は、主に国内・海外向け常用エンジン発電設備のアフターサービス業務を担当しており、エンジンを故障なく使用いただくための定期的なメンテナンス提案や、トラブル発生時の対応等を行っています。
期待に応えられた時の喜び
私たちサービス部門では、各技術者が国内外の担当プラントを持ちます。その中で私の場合は海のプラントが多いのですが、サモアやパラオといった、普段足を運ばないような、海外の離島等へも行けることが、この仕事の魅力の1つだと思います。また、海外で活躍する三菱ブランドの認知度の高さを実感することもあります。特に発展途上国では、「三菱」という名前は、自分の想像以上に認知されていると感じます。その分、海外の担当者からは、「三菱の人間≒高い技術力を期待している」という目で見られます。プレッシャーは非常に大きいのですが、問題を解決した時の喜びはなんとも言えないものがあります。それが仕事のやりがいにも繋がっています。
「Thank you very much」という感謝と労いの言葉
国内のプラントですと、例えば工場内の電力をおぎなうために当社の発電用エンジンを導入しているのですが、海外の島では住民の生活を支えている電気を発電しているケースが多く、トラブル発生時の緊急度が違ってきます。ある海外現地を訪問した際には、トラブルが発生し、1週間の滞在予定が1か月に延びてしまいました。その発電所は島の電力の80%を占めており、住民のライフラインであるため、早期復旧が急務でした。復旧に関し、お客様と一丸となって部品手配、人員手配、復旧工事を進め、当初2カ月掛かる工期をなんとか1か月に短縮し、復旧時に島の関係者から、「Thank you very much」と頭を深々と下げられ、感謝と労いの言葉をいただいたことは今でも強く印象に残っています。
世界中で活躍するMHIETの製品
私はサービス部門の技術者として海外のエンドユーザとも直接やり取りをしますので、国外で自社製品が活躍する姿を直に見ることができます。MHIET製だけでなく、他国の他社製エンジンを御使用のお客様もいますが、そんな方から「MHIETのエンジンは信頼性が高く壊れない。ものすごく良い。」とコメントいただくことがあります。これは私が学生の時に旅先の海外で活躍する日本の製品を誇らしく思ったのと同じくらいの感動があります。MHIETでつくったエンジンや製品が世界中で活躍しているというのが当社の良さであり、大きな魅力であると言えます。
学生の皆さんへ
学生時代は、後悔することなく、自分の趣味や好きなことを思う存分楽しむことがよいと思います。社会人になると、限られた時間内で成果(OUT PUT)を出すことが求められます。
そんな中でも、「思い悩まず、まずは行動。どうにかなる。どうにかする!」といった意識を持てるような方が、当社に向いていると思います。実際、そんな社員がMHIETにはたくさんいます。
ある1日のスケジュール
PERSONAL DATE
会社や社宅がある私が住む相模原自慢は、車で1時間程で行けるキャンプ場や、丹沢等の自然がすぐそこにあることです。また、電車で1時間程で、横浜や新宿などの都会にも出られます。
休日は、友人や会社仲間と、釣りやキャンプに行きます。また、家族とは、町田や横浜等へ買い物に行くことが多いです。