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サブエンジン式冷凍機に関わる自主改善実施について

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弊社で販売しておりますサブエンジン式冷凍機(TU100/TU85 SA)において、下記の通り国土交通省に届け出を行い、自主改善を実施させていただく事となりましたので、お知らせ致します。 対象冷凍機を保有されているお客様に直接ご連絡の上、無償改善を実施させて頂きます。
ご愛用者の皆様には、多大なご心配とご迷惑お掛けいたしますことを深くお詫び申し上げますと共に、今後ともさらなる品質の向上を目指して参りますのでご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

1. 開始日 2018年(平成30年)4月2日
2. 対象機器 2010年4月から2017年11月製造のTU100/TU85 SAシリーズ
3. 不適合内容

① 配線とフレーム端部の接触によるショート
配索バラツキにより、配線とフレーム端部が接触。振動により配線被覆が摩耗し、フレームとショートのおそれがある。

② コントロールボックス内、板金とコンタクタ配線の接触による被覆摩耗
コンタクタ配線の一次側及び二次側の配索バラツキにより、コントロールボックス内、板金と配線が接触し、被覆が摩耗。板金とショートのおそれがある。

③ オルタネータ線丸端子の腐食破損
コーティング剤により防水を行っているが、塗布バラツキにより水が浸入し、端子の腐食が進行。減肉により端子が破損のおそれがある。

④ トップパネルのヒンジ固定部の腐食破損
トップパネルとヒンジの隙間に水、融雪剤(塩カリ)が溜まり、隙間腐食が発生。腐食が進行し、破損のおそれがある。

4. 改善内容

①の対象機については、以下の改善措置を実施する。
(1) 配線にバンド固定を追加し、フレーム端部との隙間を確保する。
(2) フレーム端部に保護材を追加する。

②の対象機については、以下の改善措置を実施する。
(1) コンタクタ一次側配線は、配線にバンド固定を追加し、コントロールボックス内、 板金との隙間を確保する。
(2) コンタクタ二次側配線は、コントロールボックス内の配線経路を変更する。

③の対象機については、以下の改善措置を実施する。
(1) 端子部にシリコンシーラントを追加塗布する。

④の対象機については、以下の改善措置を実施する。
(1) トップパネルとヒンジの隙間にシールガスケットを追加する。 トップパネルに 腐食がある場合は、トップパネルの交換又は、ヒンジ固定構造変更用ブラケットを追加する。

5. 所要時間 作業時間は約3時間程度です。
6. お問い合わせ 当社直営サービスセンターへご連絡下さい。

以上