ECTプローブ(当社製)

プローブ製作

主に原子力向けの高速かつ高精度の検査が可能なECTプローブ等を製作しており、現在までに5千本近くの製作実績があります。プローブの中には薄膜状の検出コイルや電子回路が内蔵されており、精密な組立や半田技術が必要とされます。

プローブ組立作業
インテリジェントプローブ
プローブ内配線
回転型ECTプローブ

インテリジェントプローブには次のような特長があります。

  • 斜め励磁コイルの採用により、あらゆる種類の傷を検出可能。
  • 薄膜検出コイルにより、検出精度が向上。
  • 電子回路を内蔵することにより、高S/N比を実現。

熱交換器の伝熱管の検査用にも様々なサイズのプローブを製作しています

熱交換器用ECTプローブ(25m)
ECTプローブのセンサ部

また、プローブに使用される巻線型のコイルを社内にて製作しており、様々なタイプのコイルに対応可能です。直径3mmのクロスコイル等、小さなコイルの製造実績もあります。

左側:クロスコイル 右側:中空コイル