エンジニアリング事業

幅広い産業に多様な冷熱技術を提供するエンジニアリング事業

三菱重工冷熱の冷熱エンジニアリング事業は、様々な産業分野に展開しています。
例えば、自動車やオートバイなど、世界的に信頼性の高い国産車両の走行環境を再現する「実車環境試験装置」には、三菱重工冷熱の高度な冷熱技術が凝縮されています。
他にも、食品の加工・流通における各種冷凍・冷却装置や、液化ガス回収装置・超低温装置などの特殊冷却など、トータル冷熱エンジニアリングにより、世界にはばたく日本の産業を支えています。

食品プラント

温度・湿度・清浄度などの環境抑制や生産システムの最適化などにより、安全、高品質な食品製造システムをトータルに提供します。

取扱い内容
- 冷凍・冷蔵設備（予冷庫、原料庫、製品庫から大型倉庫まで）
- フリーザー（連続式、バッチ式）
- チラー設備
- 排熱回収装置（ヒートポンプ）
- 低温空調（荷捌き室、市場セリ場など）
- 製氷設備　等

納入実績

製品について詳しくはこちら「食品・低温物流」（冷熱製品サイト）

実車環境試験装置

酷暑のアフリカから極寒の南極まで、あらゆる気象条件を再現できる全天候環境試験装置の中で、実走行状態をシミュレートできます。

取扱い内容
- 各種高低温環境試験装置
- 降雪試験装置、吹雪試験装置
- 氷板、シャーベット路再現装置
- シャーベット雪試験装置
- 霧、降雨試験装置
- 日射装置
- 減圧（高地）試験装置
- 騒音測定試験室（低温対応可）
- 全天候型環境風洞試験装置
- 排ガス、燃費試験用エミッション試験装置　等

納入実績

製品について詳しくはこちら「自動車環境試験装置・自然環境再現装置」（冷熱製品サイト）

完全自然冷媒技術

「炭酸ガス」「アンモニア」「空気（窒素）」の利用で、環境に配慮した冷却システムを実現

オゾン層の保護や地球温暖化防止の観点から、冷却装置に従来使われているフロンを代替フロンまたは自然冷媒に転換することが推進されています。
三菱重工冷熱では、地球環境保護のためには自然冷媒化が必要と考え、完全自然冷媒化を目指し、「炭酸ガス」「アンモニア」「空気（窒素）」を利用した冷凍システムの開発に成功。愛知万博のマンモス展示室や環境先進企業の工場などに多数納入しております。