先輩社員座談会
プロフィール
――MHIファシリティーサービスにおいて形成していく「キャリア」について、お2人にお伺いしたいと思います。まずは、ご経歴と入社の経緯を教えてください。
鷲尾:私は通信制の高校に通いながら、製造業を行う町工場に勤務していました。卒業後も製造業にかかわる選択肢もありましたが、周りの勧めもあって、MHIファシリティーサービスに入社することにしました。ほぼ新卒採用と同じ扱いかと思います。
井若:私はもともと、パートナー会社のスタッフだったんですが、転職を考えたときに、かねてよりつきあいのあったMHIファシリティーサービスに入社することになったという経緯があります。仕事内容の自体は大きく変わっていませんが、より大きな規模の会社で、責任のある仕事を手掛けてみたいなと思い転職を決意しました。
――就職先、転職先としてMHIファシリティーサービスを選ばれたのは、何が「決め手」だったのでしょうか。
鷲尾:やはり、大きな会社で安定しているということ。福利厚生がしっかりしているという点は魅力でした。
井若:私もそう思いました。安定しているし、大きなプロジェクトにも関われる。自分の成長も含め、将来のビジョンが描きやすいかなと。
――具体的なお仕事の内容は、入社前と後では違うのでしょうか。
井若:私はほぼ同じです。今は、溶接機、自動機といった、一般的に電気で稼働している機器のメンテナンスや修理を担当しています。
鷲尾:私は製造業に従事してモノづくりをしていたのですが、現在は業務の取りまとめや対外折衝、工事計画のほか、見積もりや設計に関する業務に携わっています。事務仕事がメインですね。
――鷲尾さんは、入社前とは異なるジャンルの業務をすることになりましたが、どんな心境の変化があったのでしょうか。
鷲尾:うーん…業務の内容を変えたいというより、立ち位置の変化を求めたというか。町工場にいた頃は、いわゆる「業者」として、発注元の指示通りに動くだけの立場でした。こちらでは、現場の仕事をマネジメントし、下支えするポジションです。この変化は、自分としてはキャリアチェンジであると同時にステップアップになると思っています。
井若:そういった立ち位置の変化は、私も考えていた部分です。より責任のある立場、いわば「周りを引っ張っていく立場」を目指していましたから、その機会を得られるタイミングで転職を決めた、というところがありますから。
――お2人とも、キャリアを積み上げてステップアップし続けたいというお気持ちがあると思いますが、現状、その思いは実現できていますか?
井若:そうですね。技術、知識の両面で成長する必要があると思っていますが、この会社にはそれを後押ししてくれる環境があると感じています。優秀な人材の中で、互いにフォローをしながら仕事をしていますので、自分に足りない部分を発見できますし、部下や後輩に安心して仕事を任せることもできる。まだまだ向上していけると思っています。
鷲尾:スキルアップに繋がる資格取得や講習参加の際、会社に費用を負担してもらえますから、私自身、スムーズに成長できていると思いますね。それに、福利厚生がしっかり整っているのも大きいです。仕事と家庭の両立も問題ないので、安心して業務に集中できるという点がありがたいですよね。
井若:有給休暇や育児休暇、時間休暇が取りやすいのは確かに重要ですよね。
鷲尾:そうですよ。本人にとっても、家族にとっても良いことだと思います。こういった部分も、社員が積極的にキャリアを向上させようとする意識に繋がると思います。
――社内の人間関係を含めた雰囲気はいかがですか?
井若:先輩、後輩、上司と立場を問わず、何でも話せる空気があります。新卒社員はもちろん、中途で加わる社員も馴染みやすいはずです。自分を高めていくためには、質問や相談がしやすい環境が大切なんだなと実感しています。
鷲尾:同僚とは冗談を言い合える関係であり、仕事においては互いを尊重し合える関係です。しっかりと連携が取れているという感覚ですね。楽しく仕事ができるし、仲間のために、会社のために、という意識も芽生える気がします。
――良い環境の中で、着実に実績を重ねておられるようですね。それでは、これからご自身のキャリアをどうデザインしていこうとお考えですか?
鷲尾:現在の業務を担当して5年経ち、現場作業員として働いていた時とはまた違う知識も身についてきたと思うので、過去の経験と今の知識を最大限に活用してお客様にサービスを提供できるようになりたいです。また、後輩の育成にも力を注ぎたいと思っています。積極的にコミュニケーションを取って、自分の経験を伝えていきたいですね。
井若:まずは現状をしっかり見つめて、自分自身のスキルがさび付かないようにすることが第一です。今後は他拠点との人材交流も活発になっていくと思いますから、さらに経験や技術の幅を広げていくチャンスがやってくるとも思っています。まだまだ吸収すべきことはたくさんある。それを、新しいことに挑戦する糧にできればと思っています。