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阪九フェリー株式会社殿向け 神戸六甲アイランド フェリー2号岸壁
サイドランプウェイ更新工事完工
阪九フェリー株式会社殿神戸六甲アイランド フェリー2号岸壁の車両荷役設備として、2020年3月にサイドランプウェイ更新を行いました。
既設サイドランプウェイで、通常運航を支障なく行いながら、並行して新設(更新)サイドランプウェイ基礎を構築する工事を進行させ、抜港期間(主要航路の港を停止する期間)2ヶ月間で既設サイドランプウェイを解体し、新設サイドランプウェイを据付・調整を行い、営業運航を再開しました。
可動橋体部は、三軸可動式(昇降、旋回、伸縮)により、船体への装着が容易で、装着後には、船体動揺にも追従します。可動橋格納時には海上にフラップが突出することのない、先端フラップは跳ね上げ式としています。緊急事態(突発的な船体の離岸時)にも、船体離脱機構の安全装置(シヤピン)を装備していますので、可動橋の損傷を未然に防ぐことが出来ます。
大型車輛もスムーズに乗下船できる走行路幅と、路面には雨天時のスリップ防止対策などを施していますので、安全に安心して乗下船が可能です。
- 【設備概要】
- 最大車輛重量:40t
最小通行幅:4.8m 全長:104m
対象車輛:トラック、トレーラ、乗用車輛及び自動二輪車
照明:LED照明及び投光器
駆動方式:油圧シリンダー方式(昇降、旋回、伸縮及び船体動揺追従機能付)
操作室:外部通信機能付き押し釦式操作盤
走行路面:グレーチング+エキスパンドメタル(溶融亜鉛メッキ)