SDGsへの取り組み

私たち三菱重工環境・化学エンジニアリングは、環境、化学を中心とした多種多様な先進要素技術に加えて、プラント建設、運転・保守、事業運営の能力を有する総合エンジニアリング事業会社として、環境、社会、経済価値を創出し、人々の暮らしと社会、そして地球の持続的な発展に貢献していきます。

事業を通じた貢献

地球温暖化を防ぐ脱炭素社会の実現

地球温暖化に影響を及ぼす温室効果ガスの排出をゼロにする「脱炭素社会」を実現するために、様々な観点でエネルギー課題の解決を図るべく、以下の取り組みを推進いたします。

  • 再生可能エネルギーでの高効率発電(中小規模ごみ発電やエネルギー自立型汚泥焼却等)
  • 環境負荷低減のためのごみ/汚泥焼却施設での省エネ化推進
  • ごみ焼却施設でのCO2回収・活用の検討

IT時代の急速な変化に適応するデジタルトランスフォーメーション

テクノロジーの急速な進歩が社会に大きな影響を及ぼし将来の予測が困難なVUCA*01時代に対応すべく、AIやIoTの積極的な事業活用を中心としたデジタルトランスフォーメーションを推進いたします。

  • ICT、AI/IoT活用による高度化された遠隔支援・自動運転の実装
  • デジタライゼーションを活用したO&M事業の拡大
  • 3D設計やPLM*02ツールによる製品生産性の向上
  • 01[VUCA]:Volatility(変動性)、Uncertainty((不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取ったもの(テクノロジーの進歩は急速で予測困難、世界の市場は不確実性や不透明性で不安定なビジネスの状況のこと)
  • 02[PLM]:Product Lifecycle Managementの略(企画・開発段階から設計・建設・保守・ASに至るすべてのプロセスをトータルにマネジメントすること)

地域に密着した防災拠点として安全と安心に貢献

大規模施設が及ぼす周辺地域への影響を真摯に考え、日々の地域発展や課題解決に貢献し、災害時には安全と安心を守る防災拠点となる環境の構築を推進いたします。

  • 長期包括施設運営での地域との共生
  • ごみ焼却施設の建設・運営・補修工事での地元企業との連携推進
  • 防災拠点機能を備えた大規模災害に強い施設づくり・施設運営

事業を支える基盤

多様性やライフステージを尊重するワーク・ライフバランスの実現

生まれ持ったジェンダーやこれまでの歩みを妨げることなく、個々人が考えるライフステージに応じた働きやすさを選べるように、長期に渡って安心と安全を備えたワーク・ライフバランスの実現を推進いたします。

  • ダイバーシティ推進による社員全体の力量の底上げ
  • 個々人が能力を発揮できる働きやすい職場の実現
  • 安全で働きやすい労働環境の整備

コンプライアンスを徹底し社会から信頼され続ける健全な組織へ

役員から従業員一人一人に至るまで組織全体が法令遵守をすることはもちろんのこと、人権尊重の責任を果たす努力をし、誠実かつ公正に業務を遂行することで、社会との信頼関係を築ける健全な組織の継続を推進いたします。

  • 健全な組織風土とガバナンス体制確保
  • 法令遵守と公正な事業慣行の徹底
  • 機会とリスクの迅速な把握による適切な対処