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三菱重工機械システム株式会社は、10月10~14日に豪州・メルボルンのThe Melbourne Convention and Exhibition Centre (MCEC)で開催される「第23回ITS世界会議メルボルン 2016(23rd ITS WORLD CONGRESS MELBOURNE 2016)」に出展します。展示するのは、国内外での料金収受システムや、道路情報を収集/配信する交通管制システムなどのITS(高度道路交通システム)ソリューション等です。また論文発表も行い、当社がITS分野で持つ豊富な実績と技術力について紹介します。
展示内容
- 当社の国内外の料金収受システムや交通管制システムなど、様々なITS ソリューションの紹介
- 当社のグローバルパートナーである米国Xerox社との共同ブース出展による、「One Stop Solution」プロバイダとしての活動についての紹介
論文発表
- Active DSRC(注1)、Passive DSRC(注2)及びRFID(注3)の3方式の通信でのETCサービス実現可能性評価
- MQTT(注4)通信を利用した自動車管理システムの開発
「第23回ITS世界会議メルボルン2016」とは
ITS世界会議は、世界3地域を代表するITS団体(欧州:ERTICO、アメリカ:ITS America、アジア太平洋:ITS Asia Pacific)が連携して、3極持ち回りで毎年開催するITSをテーマにした唯一の世界会議です。昨年は仏国・ボルドーで開催されました。第23回の今回は、“ITS-Enhancing Liveable Cities and Communities”(住みよい街とコミュニティへ)をテーマに、60ヵ国以上から約7000人が集まり、約650件の論文発表が予定されています。
- 1Active Dedicated Short Range Communicationの略。日本等で採用されている無線通信の種類の一つで、高精度な無線通信が可能。
- 2欧州等で採用されている無線通信の一つで、Active DSRCと比べると車載器が簡易な構造となる。
- 3Radio-Frequency Identificationの略。電源を必要としない、ICチップを埋め込んだタグを使った無線通信。
- 4Message Queue Telemetry Transportの略。多数の機器間通信やIoTに適した通信プロトコル。
担当窓口:営業本部 ITS営業部 ITS営業課