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当社は、九州ダンボール株式会社殿へ、60H型シングルフェーサを納入致しました。
お客様は、2010年に経営理念を「いい人・いい箱・いい会社」と掲げられ、全社員による5S活動を徹底的に取組みつつ、いい箱(高品質)の追求を続けておられますが、そのためにはコルゲータの根幹部であるシングルフェーサの入替えが必要だとご判断され、60H導入が不可欠であるとご評価頂いたものです。
60H型シングルフェーサは、当社独自の技術を踏襲した「ベルト加圧方式」の採用が最大の特長で、加圧力の調整を自動化、プレスマークを解消しました。
上段ロールと糊付ロール間は紙厚と略同一となるように自動制御を行い、自動運転を容易化し省人化を図っています。
また、お客様はマルチフルートに対応するため、1台のシングルフェーサにA・B・Cフルートのカセット付き段ロールをご採用頂き、容易に生産を行われています。 さらに、騒音の低減を図るために防音装置もご採用頂き、職場環境も改善しました。
お客様の歴史は長く、久留米市にて1915年(大正4年)に紙器玩具の製造販売を行う小城本店として創業、1953年(昭和28年)に現社名へ改称・設立後、1991年(平成3年)からは現在地の筑後市へ拠点を移され、今年創業100周年を迎えられます。 11月には福岡県直方市にて、段ボール工芸家:島英雄さんとのコラボレーション記念イベントを開催されます。 (原寸大の段ボール模型:D51蒸気機関車を展示)
お客様には、フレキソフォルダグルアEVOL4FGR-84、平板打抜き機MTR1600に続いてのご採用を頂きましたが、引続きご期待と信頼にお応えできるよう当社関係者一同尽力して参ります。
以上