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マレーシア初 MHI-MS製のRFID方式ETCシステムの実運用開始

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8月14日、マレーシアのゴンバック高速道路料金所にて、三菱重工メカトロシステムズ株式会社が納入したRFID(注)方式によるETCシステムの実運用が開始されました。本国でのRFID方式によるETCシステム実運用は初めてのことです。
RFIDは情報が書き込まれたICチップが埋まったタグを製品に貼るなどしてモノを管理することが可能で、主に物流業界で普及が進んでいます。近年では道路課金にも運用が広がっており、タグが車載器の働きをし、路側のアンテナなどと通信をすることが可能です。不正防止やセキュリティー保護機能も含まれており、多くの国で導入が進んでいます。
当社は、2015年に本システムを現地企業のクアトリズ社に納入しており、これまで現地の様々な環境条件下で運用試験を行ってまいりました。当社は、引き続き現地の政府や企業と協力しあい、その地域に適した交通環境の実現に向けた取り組みを続けて行きます。

ゴンバック料金所で運用が開始されたRFIDによるETCシステム

  • RFID:Radio Frequency Identification

RFIDに関する更なる情報はこちらをご覧ください。

RFID 通信技術を用いた道路課金システム実用化への取組み(PDF) (1.58 MB)