金子 学
1年目~6年目 | 広島営業所に配属、瀬野川スカイレールの定期点検、広島新交通アストラムラインの保守点検・電車線交換業務に従事 |
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7年目 | 現・千葉サービスセンター(SC)に配属、羽田SCへの半年の応援派遣を経て、千葉都市モノレールの車両定期検査に従事 |
8年目 | 横浜シーサイドラインの電車線取替業務を受注し、千葉SCにて新規業務体制を立ち上げる |
10年目~11年目 | 主任を拝命、千葉モノレール車両定期点検、新交通システム(ゆりかもめ/日暮里・舎人ライナー/横浜シーサイドライン)の電車線設備修繕を担当 |
12年目 | 千葉SC長を拝命、新交通電車線設備修繕担当を務めながら、SC全体の取りまとめ業務も行う |
13年目~現在 | 千葉SC長として14名の部下をマネジメントし、全体の取りまとめ、各担当者の業務フォローを行う |
- SCはサービスセンターの略称
地道な作業で磨かれたプロのスキル
日々、電車の安全運行を支える!
私がセンター長を務める千葉SCでは、モノレールと新交通システムの定期点検や設備修繕工事を行っています。現在は管理職として、各作業の人員調整や工程の確認など、全体の取りまとめが主な業務です。また新交通システムの電車線設備の点検・修繕のため、月に5日程度は夜間作業にも出ます。
初めて新交通システムの点検を担当したのは、入社し、広島営業所に配属された直後。4駅分を歩きながら電車線を点検する業務でした。電車に乗れば5分程度、約2.1kmの距離でしたが、終電後に始点となる場所に立ち先を見ると、終点が見えません。延々と続くように思える電車線を前に途方に暮れたことを覚えています。始発まで、作業時間は実質約2時間半。タイトですが、これは電車設備点検の基本。時間の使い方や進捗管理は未だにとても気をつかう部分です。
電車線は目視に加え、触手でも点検します。最初は力の加減が分からず、無駄に手を動かして体力を消耗し、一晩で疲れ切っていました。それが慣れていくうちに力の使い方や、手首・体の動かし方が分かるようになり、今では最小限の力で効率よく時間を使って状態を確かめられるようになりました。
メンテナンス業務は、電車の運行に多大な影響を及ぼします。毎日の安全な運行に寄与していることが、この仕事の大きなやりがいです。
決めつけずにやれば「何事もできないことはない」
臨機応変な対応でお客様との信頼関係を築く
入社8年目、千葉SCへ異動になっていた私は、横浜シーサイドラインの電車線取替業務を任命されました。当時は、千葉SC内で対応できる人員が私以外におらず、一緒に作業をする協力会社の人も未経験という状況。新しい体制をほぼゼロベースから立ち上げなくてはなりませんでした。
私自身、広島での経験があったとはいえ、お客様が変わると求められる作業条件にも違いがあります。また路線によって使っている部品の数や位置なども異なるので、これまでのノウハウがそのまま通用するとは限りません。課題をお客様や関係者へ一つずつ丁寧に説明し、解決し、体制を整えました。今ではお客様から「信頼していますよ」と直接おっしゃっていただける程までになり、本当に嬉しく思います。
過去の仕事で忘れられないのが、2021年に日暮里・舎人ライナーで発生した、地震による脱線事故の復旧作業です。お客様からの緊急要請を受け、現場に駆けつけた当初は、大きくダメージを受けた設備を見て愕然としました。ですがこのまま重要なインフラをストップさせておくわけにはいきません。千葉SCのスタッフを総動員し、私自身は昼夜ほぼ睡眠をとることなく作業を続け、何とか3日で復旧させることができました。この件では、後に東京都交通局から表彰を受けました。
私のモットーは「何事もできないことはない」です。最初は困難に思えても、視点を変えて考えたり、誰かに相談したりすると、解決策は必ず見つかります。固定概念に縛られずに、まずは「やれる方法を考える」ようにしています。
異業種からの転職で叶えたキャリアアップ
理想的なワークライフバランスを実現
前職ではとある建設工事の設計・施工管理をしていました。そこではハードな働き方を求められることが多く、休みは寝るのみという生活でした。一方MHI-TC(当社の略称)では適正な勤務管理がされていて、とても働きやすいです。業務が立て込むと時々残業をしたり、メンテナンスの作業ではどうしても緊急で呼び出しされたりすることもあるのですが、そういった場合は特別手当が支給されます。夜勤手当も法律で定められた最低基準よりも少し割合が高いですし、給与面はかなり充実しているという印象です。
転職してからはプライベートを楽しむ余裕も増えました。長期休暇にはファミリーキャンプに出かけ、休日は時間を見つけて手洗い洗車を楽しんでいます。
今後の目標は、センター長として部下が積極的に改善提案をできるような千葉SCにしていくこと。そして、ヒューマンエラーを削減できるシステムを構築すること。個人的にはこれまでは技術的な資格を取得してきましたが、今後は労務管理に活かせるような資格も取得したいと考えています。
応募を検討されている皆さんへメッセージ