解析・シミュレーション技術
開発プロセスでも触れた通り、ロケットや航空機など、航空宇宙分野の開発にあたって、ミッション達成に必要なオペレーションに基づき、さまざまな解析を行っています。
その分野は、飛行特性、制御特性、飛行経路や安全性評価の他、熱、流体、音、電磁波の影響解析など非常に多岐に亘ります。これらは、個別の解析手法によることもありますが、近年では、解析対象を正確な数値モデルの組み合わせとして表現し、実世界では容易に実現できない様々な事象や状況を模擬/再現/可視化し、その機能・性能などを定量的に評価・検討する、いわゆるモデリング&シミュレーション手法を使うことも多くなってきました。
また、このような大規模シミュレーションでは、CPU、メモリを大量に使うため、これら計算機リソースを効率的に利用する手法や、VR/MRなどの可視化手法の開発にも取り組んでいます。