内部被ばく線量評価コード FlexID

(Flexible code for Internal Dosimetry)

FlexIDは、最新のICRP内部被ばく線量評価モデルに対応した計算コードである。ICRP2007年勧告に基づく体内動態モデルを臓器・器官・組織毎に組合せ、放射性核種の体内での移行を計算し、子孫核種も含めた線量評価を行う。入力データの変更だけで体内動態モデルの組合せや移行係数等を変更でき、ICRPのモデルの変更に迅速に対応可能な汎用コードである。

入力画面
入力画面
出力例:全身モデル Cs-137吸入摂取Type-F 100日後
出力例:全身モデル Cs-137吸入摂取Type-F 100日後
Pu-239吸入摂取Type-F:50年後
Pu-239吸入摂取Type-F:50年後
グラフ出力:残留放射能、線量等
グラフ出力:残留放射能、線量等

検証結果

対象とした核種の残留放射能、預託実効線量換算係数のFlexID計算結果が、ICRP Publication134, 137, 141と概ね一致した。

FlexIDの検証結果例:Cs-137吸入摂取Type-F 残留放射能 FlexIDの検証結果例:Cs-137吸入摂取Type-F 残留放射能
FlexIDの検証結果例:Cs-137吸入摂取Type-F 残留放射能

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