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業界初フォークリフトのCO2排出権付きリースをスタート
ユーザーの地球温暖化防止活動をサポート

ニチユMHIフォークリフト株式会社
三菱UFJリース株式会社
三菱重工業株式会社
日本輸送機株式会社
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 ニチユMHIフォークリフト株式会社(京都府長岡京市、社長:灰﨑 恭一)と三菱UFJリース株式会社(東京都千代田区、社長:小幡尚孝)は、フォークリフトを対象に初めて、CO2排出権付きのリースを開始した。三菱重工業および日本輸送機製フォークリフトを導入したユーザーは、リース台数に応じた量のCO2排出権を政府に寄付することで地球温暖化防止に貢献できる。2010年3月末までは、排出権償却に関わるユーザーの費用負担をゼロにして浸透をはかる方針で、温室効果ガス排出削減の支援策により、ユーザーを開拓していく。

 同リースは「ニチユ バッテリーフォークリフト」と「三菱フォークリフト」が対象。来年3月末までにスタートする契約に適用される「ニチユ・三菱フォークリースECOキャンペーン」では、1台リースするごとに1トン分の排出権を無償で割り当て、日本政府に寄付する。政府は寄付された排出権を、日本で排出されるCO2の一部とオフセット(相殺)する。キャンペーン中は排出権関連の費用を無償とし、ユーザーに「オフセット証明書」を発行する。

 同リースの営業活動は、ニチユMHIフォークリフト傘下の地域販売会社9社を通じて展開。排出権の調達から専用口座開設、償却手続き、証明書の発行に至る一連の手続きは、三菱UFJリースが行う。排出権は国際連合が認証した信頼性の高いものを採用する。このため、ユーザーは手軽かつ確実に、国のCO2削減に貢献でき、CSR(企業の社会的責任)活動に取り組むことができる。

 ニチユMHIフォークリフトと三菱UFJリースは並行して、フォークリフトの運転により直接・間接※に排出されるCO2を全量相殺する、本格的な排出権付きリースの取扱いについても検討・準備を進めていく。

 ニチユMHIフォークリフトは、三菱重工業と日本輸送機の国内におけるフォークリフトなど物流機器販売事業を統合し、本年4月に発足した。両社の製品ラインアップを取り揃え、コンサルティングからセールス、アフターサービスまで事業領域を拡充し、多様化する市場ニーズへの対応力を強化している。
 地球温暖化問題を背景に、温室効果ガスの排出削減が企業にとって回避できない課題となるなか、CO2排出権付きリースを顧客の環境ソリューションツール、自社企業価値向上策の一つと位置づけ、普及に力を注いでいく。

 三菱UFJリースは、総合ファイナンスカンパニーとして、排出権関連事業や省エネ関連事業など環境貢献商品・サービスに強みをもち、業界初の排出権付きフォークリフトリースの実現に力を発揮した。昨今加速している企業の地球温暖化防止に向けた取り組みのサポートを、様々な商品・サービスの提供を通じ推進していく。

※エンジン駆動の場合はCO2が直接排出されるが、バッテリー駆動の場合も充電した電力の発電時にはCO2が排出されている。

<スキーム>
スキーム 

<製品例>

製品写真:三菱重工業製 GRENDiAシリーズ 日本輸送機製 プラッターシリーズ
      三菱重工業製 GRENDiAシリーズ        日本輸送機製 プラッターシリーズ

 

【お客様からのお問い合わせ先】

    ニチユMHIフォークリフト株式会社
    リース・レンタル部  電話 075-956-2134

    三菱UFJリース株式会社
    市場開発部大阪   電話 06-6209-3775

 


製品ページ


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