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産学共同研究へ「三菱重工業マッチング研究公募」制度を創設

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 三菱重工業は、公募方式で公的研究機関や大学、高等専門学校(高専)などと共同研究に取り組む「三菱重工業マッチング研究公募」制度を創設し、募集を開始しました。研究開発(R&D)活動で社外と積極的に連携・協業するオープンイノベーション※1の拡大による技術基盤強化策の一環で、共同研究によるR&Dネットワークの広がりを通じて、新しいシーズの発掘につなげていくのが狙いです。

 公募対象者は、国・自治体や公益団体などの研究機関、大学や高専に所属する研究者または研究者チームの代表者です。
 当社ウェブサイト(https://www.mhi.co.jp/technology/offer/index.html)で活動趣旨と当社のニーズを公開して対象者からの研究テーマを募り、書類審査や訪問審査などを経て案件を絞り込み、共同・委託研究契約テーマを決定していきます。

 第1回の対象となるテーマは「高強度・軽量複合材」や「しゅう動面の長寿命化」、「耐久性の高い撥水・親水コーティング」などの技術ニーズに関する16分野で、本年度内にテーマを採択し、2016年度の研究開始を予定しています。

 今回の産学共同研究公募制度創設は、2015年度から3ヵ年にわたる中期経営計画「2015事業計画」で技術基盤の強化策として掲げる「オープンイノベーション拡大」に沿うもので、国内外COE※2との共同研究や海外拠点の充実に加え、新たな形態でのオープンイノベーションに取り組むことで、研究開発・事業展開の効率化と将来技術の創製を推進していきます。

※1 他の企業や大学・研究機関など外部の開発力やアイデアを活用することで、革新的なビジネスモデル創出や研究成果、製品開発につなげていく方法論で、自社内で研究者などを囲い込むR&D手法(クローズドイノベーション)に対置される概念です。

※2 Center Of Excellenceは、高度な研究・開発活動を通じて人材や産業の創出・育成を担い、世界的に評価される中核的研究拠点です。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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