ボーイング777を題材に理科授業を開催しました
11月16日(木曜)~17日(金曜)の2日間、広島市立南観音小学校において6年生約130名を対象に、ボーイング777の紙飛行機を活用した理科授業を開催しました。
始めに、広島製作所が三菱重工グループのどの製品を担当しているのかを紹介し、今回はその中の1つである航空機をテーマにしていることを説明しました。そのあとさっそく一般社団法人ディレクトフォースのご協力で「飛行機はなぜ飛ぶの?」をテーマに理科授業を開始しました。
航空機の歴史や構造に関しての講義のあと、ドライヤーの風を使った空気の流れを目で見て体で感じる実験を通じて航空機の飛ぶ原理などを学習してから、ボーイング777紙飛行機の製作に取り組みました。完成後は紙飛行機を何度も飛ばしてさらに改良を加え、最後は全員で飛距離を競うコンテストを行いました。
体育館の後方を使ってのコンテストでは壁に届くほど飛距離を伸ばした生徒もいて、飛ばすたびに考えながら機体に改良を重ねる真剣な表情はまさに『航空機の設計者』になったかのようでした。
生徒からは、『三菱重工グループの事業に興味を持つことができた』『わかりやすい説明で飛行機の飛ぶ仕組みを理解することができた』『次に飛行機に乗るときには翼などに注目したい』などの感想が寄せられました。
三菱重工グループは、これからも地域貢献・次世代育成の一環として、ものづくりを通じ、子どもたちに科学の楽しさを伝えていきます。