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11月24日(金曜)、山口県の下関市立江浦小学校において5年生61名を対象に理科授業を開催しました。
本理科授業は次世代を担う子どもたちに科学技術の魅力を伝え、ものづくりへの興味・関心を持ってもらう目的で2009年から毎年開催し、好評を得ています。今回も下関造船所の若手社員9名が講師となり、蒸気で走る「ポンポン船」をテーマに実施しました。
当日は、始めに講師から下関造船所で製作している製品の紹介や船ができるまでについて講義を行い、次にポンポン船の動く原理や製作方法の説明を行いました。そのあと子どもたちが製作を開始しましたが、水に入れたアルミ管を熱することにより排出される蒸気で走るポンポン船は、簡素な構造ながら奥深い科学の原理が詰まっていて、真直ぐに速く走らせるのは容易ではありません。子どもたちは、講師のアドバイスを受けながら各々に試作や改良を繰り返してようやく完成させ、最後にこの苦心して作り上げたポンポン船でレースを行うと、大歓声のなか大いに盛り上がりました。
子どもたちからは、「船の仕組みや、どうすれば船を速く走らせることができるかよくわかった」「先生の教え方がていねいでとても楽しかった。これなら理科が好きになりそう」などの感想が寄せられました。
三菱重工グループは、今後も地域貢献・次世代育成支援の一環として、ものづくりを通じ、子どもたちに理科の楽しさを伝えていきます。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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