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三菱重工コンプレッサは、オランダのシェル社がオーストラリア北西沖での運用を目指す世界初の洋上浮体式液化天然ガス生産・貯蔵・積出施設(以下、FLNG:Floating Liquefied Natural Gas facility)向けに、コンプレッサおよび発電システムを受注しました。
今回MCOが受注した機器は、ガス処理プロセスにおける3種類のコンプレッサと出力4万kWの蒸気タービン発電機3セットです。
世界に先駆けての稼働を目指す今回のFLNGでは、駆動源として蒸気タービンが採用されており、従来のLNG生産施設で一般的に使われるガスタービンと比べ、長期連続運転が可能でプラント生産性向上に寄与するとともに、保守の手間が減少し生産量の変動にも柔軟対応できることになります。MCOは機械駆動用の蒸気タービンでは世界トップのメーカーであり、コンプレッサとあわせ豊富な実績が受注の決め手となりました。
(三菱重工ニュースより抜粋)
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