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三菱重工コンプレッサ株式会社(MCO)は、国際石油開発帝石株式会社(INPEX)が進めるオーストラリアのイクシス(Ichthys)LNG(液化天然ガス)開発プロジェクト向けコンプレッサ9台および駆動用モーター7台を受注しました。LNG生産プラントの中核機器として、日本企業が主導する初の大型LNG開発事業の一翼を担うもので、2013年8月から順次納入する計画です。
イクシスLNGプロジェクトは、操業主体となるINPEXと、フランスの総合石油エネルギー企業であるTotal社との共同事業です。西豪州沖合200kmに位置するブラウズ堆積盆のイクシスガス・コンデンセート田から産出される天然ガスを、沖合で水分除去やコンデンセート分離処理を行った後、約889kmの海底パイプラインを通じて豪州北部準州のダーウィンに建設する陸上プラントに運ぶもので、生産量はLNG約840万トン/年、LPG約160万トン/年、コンデンセート約10万バレル/日(ピーク)の計画です。
当社のコンプレッサは、天然ガスからLNGを生産する工程を効率的に支えるとともに、LNG/LPGタンク内で気化したガスを燃料ガスとして再利用するのにも一役買うこととなります。
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