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三菱重工コンプレッサ株式会社(MCO)は、メキシコのブラスケム・イデサ社(Braskem Idesa, S.A.P.I)から、同社が建設を計画している大規模エチレン生産施設向けコンプレッサおよび蒸気タービン設備を受注しました。
今回受注した設備は、チャージガスコンプレッサトレイン、エチレン冷凍コンプレッサトレインおよびプロピレン冷凍コンプレッサトレインの計3トレイン。これらはコンプレッサ5台と駆動用蒸気タービン3台を中核に、制御機器や復水器などの関連機器から構成されます。納入は2013年春の予定。
ブラスケム・イデサ社は、南米最大の石油化学会社であるブラジルのブラスケム社(Braskem S.A.)とメキシコの石油化学会社イデサ社(Grupo Idesa S.A.)の合弁会社。ブラスケム・イデサ社のエチレンプラントは、メキシコ湾に面した石油化学工業の中心地コアツァコアルコス(Coatzacoalcos、ベラクルス州)に立地。エチレン生産能力は105万トン/年で、2015年中の稼働を目指しています。
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