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三菱重工コンプレッサ(以下、MCO)は、ブラジルに三菱商事株式会社と合弁で新会社「MHI Compressor do Brasil Ltda. (MCO-B)」を設立し、2016年2月から営業を開始します。同国の深海油田開発事業で大口需要が見込まれる浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出施設(FPSO※)向けコンプレッサの拡販を中心に、中南米市場を深耕していくのが狙いで、営業・アフターサービス機能の強化から着手し、将来的には現地製造を目指します。
新会社MCO-Bは、12月にピラシカバ市(Piracicaba、サンパウロ州)にあるMCOの提携先である現地機械メーカーNGメタルルジカ社(NGM社:NG Metalurgica Ltda.)の工場を一部借り受けて設立の予定です。出資比率はMCOが70%、三菱商事が30%。営業所をリオデジャネイロ市に置きます。
※ FPSOはFloating Production, Storage & Offloading Systemの略です。
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