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「リモート現地技術指導」サービス 遠隔現地支援サービス体制強化へ

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2021年4月27日発行

三菱重工コンプレッサ株式会社(MCO)では、お客様のサイト(現地)に納入した製品に関し、据付・試運転・定修作業時に次回の定修時まで問題なく各機器が稼働できるよう、また、早期問題点発見・解決のため、お客様のご要望に基づき技術指導員派遣サービスを実施しています。

従来より実施しているサイトへの直接派遣は、技術指導員が直にサイト状況を確認しながら直接お客様へ指導を行うことができる一方、派遣手続き・移動などに関する時間的制約及び旅費等のコスト面でのお客様へのご負担が発生していました。 また、2020年初頭より世界的に感染が拡大している新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) による国内外の移動制限や隔離期間により、現在もタイムリーな指導員の派遣が困難な状況となっています。

このような状況下においても当社の技術指導を求めるお客様のご要望に確実にお応えするため、遠隔による技術指導サービスを2020年4月より実施しており、2020年10月からは広島本社1Fに専用エリアを設置し、継続して本サービスの提供を行っています。

「リモート現地技術指導」サービス:
当社の遠隔技術指導サービスは、サイトのお客様にご用意いただいたWebカメラやモバイル端末、ウェアラブルデバイスと当社広島本社をWeb会議システムで繋ぐことで、サイト状況の共有、各種要領書等を活用したアドバイスの実施、双方向のコミュニケーションが可能となっています。
(Web会議システムは、当社標準ツールであるCisco社WebEx Meetingを標準システムとして、お客様のニーズによりMicrosoft社のTeams、ジャパンメディアシステム社のLiveOnなどにも対応しています)

本システムを用いて、当社技術指導員がオンタイムでお客様のサイト状況を把握し、各種作業に対して指導を行うことで的確なサポートを実現しています。また、必要に応じて当社の経験豊富な設計・生産製造部門の担当者とも本システムで連携し、遠隔ならではのサービスを提供しています。
これまで既に25プラント以上のお客様にご利用頂き、ご好評を頂いており、現在も日々指導内容や方法をブラッシュアップしています。(2021年4月現在)

当社は今後もwith/afterコロナ時代におけるお客様の多様なニーズや社会的課題に合わせたサービスを提供し続けることで、お客様のビジネス及び持続可能な社会の実現に貢献していきます。

リモート現地技術指導サービス専用エリア
(MCO広島本社1F)
リモート現地技術指導サービス対応状況
リモート現地技術指導サービス対応状況