都市ごみ焼却発電:ハイブリッドバグフィルタ®
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ダイオキシンを分解可能な高機能バグフィルタ

ハイブリッドバグフィルタ®とはバグフィルタ繊維に触媒をコーティングし、従来からの有害物質除去機能を維持しつつ、ガス状ダイオキシン類やNOx分解機能を付加し高機能化したものです。

排ガス除去機構

特殊な触媒の酸化作用によりダイオキシンを分解、無害化することが可能です。それにより、従来ろ布に比べガス状のダイオキシンが多い高温の排ガスにも対応可能です。

従来ろ布とハイブリッドバグフィルタ®の性能比較

従来のろ布 ハイブリッドバグフィルタ®
HCl Ca(OH)2と反応し飛灰
(CaCl2)となりろ過して除去
従来のろ布と同様
SOx Ca(OH)2と反応し飛灰 (CaSO3)となりろ過して除去 従来のろ布と同様
NOx 除去不能 (後段の触媒脱硝装置にて除去) 触媒表面上でNH3と反応しN2、H2Oに分解
ガス状ダイオキシン類 活性炭および飛灰に吸着しダストとして除去 触媒による酸化反応により微量のCO2、O2、H2O等に分解(注)
粒子状ダイオキシン類 ろ過機能により除去 従来のろ布と同様
ダスト ろ過機能により除去 従来のろ布と同様
水銀 活性炭及び飛灰に吸着しダストとして除去(水銀除去システム)
  • ガス状ダイオキシン類は触媒による分解と飛灰吸着により除去されます。

ハイブリッドバグフィルタ®のダイオキシン類低減効果

ハイブリッドバグフィルタ®による排ガス中ダイオキシン類の低減効果は99.4%以上の低減効果があります。


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