「平成22年度原子力エネルギー安全実務功労者表彰・原子力安全功労者表彰」で神戸造船所の山中さん、中島さんが経済産業省から表彰される
5月20日、経済産業省主催の同表彰式が東京で開催され、「原子力エネルギー安全実務功労者表彰」として原子力保全技術部の山中 操さん(大飯定検作業所長)、「原子力安全功労者表彰」として原子力工作部の中島 宣隆さん(技監・主幹技師)が直嶋 大臣から表彰されました。
また、原子力エネルギー安全月間推進委員会から、受賞の記念として湯呑みがそれぞれに贈呈されました。
「原子力エネルギー安全実務功労者表彰」は、わが国の原子力事業の安全に係わる実務に永年従事し、その発展に貢献した個人・団体を表彰するものです。山中さんは主に原子力発電プラントのアフターサービス工事および監督指導に従事され、優れた技能と技術力を基に、各発電所のプラントに適した工法を創意工夫され、保守技術の開発や定検効率化・被ばく低減活動等による安全性の向上への寄与が評価されたものです。
「原子力安全功労者表彰」は、エネルギーとして利用する原子力の安全確保のために尽力して優れた成果をあげた個人・団体を対象としています。中島さんは入社以来、一貫して一次系主要機器の製造に従事され、機器の安全性向上に係る多くの技術開発に対し指導的役割を果たされており、原子力の安全確保に尽くした功績が評価されたものです。
「原子力エネルギー安全実務功労者表彰」の山中さん:
今まで一緒に仕事をさせていただいた多くの皆さんに恵まれ、一緒に良い結果を出そうとする職場風土に支えられたおかげです。人生の師匠と、家族と、一緒に仕事をさせていただいた皆さん全員に感謝申し上げます。
「原子力安全功労者表彰」の中島さん:
当所で製作した多くの原子力機器等の安全性と確実な現地建設・保全作業が評価されたものであり、皆を代表しての受賞と思います。これからも皆さんと共に原子力の安全推進に努めて社会の進歩に貢献したいと思います。
以 上