広島製作所で「ものづくり学習」を開催しました
2月18日(月曜)~19日(火曜)、広島市立南観音小学校の4年生を当社広島製作所観音工場へ招き、「ものづくり学習」を開催しました。同校は毎年当社を訪問して、社会におけるものづくり企業の役割や製品と理科との関連性を学んでおり、本年も2日間で142名の児童が授業を受けました。
始めに、世界各国のエネルギー産業で幅広く活躍している三菱重工コンプレッサ株式会社(社長:山根康幸 本社:広島市西区観音新町)のコンプレッサやタービンの製作工場を見学し、製品の役割や仕組みについての説明を聞きながら、部品の大きさから製品全体の規模を想像したり、ものづくりの現場で働く社員の姿を見ていただきました。
このあと、NPO法人子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)から招いた講師の進行で、「風や空気のエネルギー」をテーマにしたものづくりの授業を行いました。風力によってLEDが点灯する「羽根ぐるま」の実験では、サーキュレーターの風を当てて羽根を回し、羽根の大きさや枚数を変えるとLEDの明るさが変わることから発電量の違いを学びました。次の空気圧の実験では、ペットボトルの中に半分以上の水を入れて空気圧を掛け、つないだホースから水を勢いよく押し出す実験により、圧縮した空気が持つ力の大きさを確認しました。
児童からは、『タービンやコンプレッサが生活に役立つことがよくわかった』『実験を通して、工場で見た製品のしくみを理解することができた』などの感想が寄せられました。
三菱重工グループは、これからも地域貢献・次世代育成の一環として、子どもたちにものづくりの魅力や科学の楽しさを伝えていきます。
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