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三菱重工業は1日、廃棄物処理装置事業およびガスホルダー、ビールタンク事業をそれぞれ当社100%出資のグループ会社に移管した。いずれもこれまで当社横浜製作所が所掌していた事業で、近年の市場の変化を踏まえて顧客密着型の機動的な事業運営を行っていくのが狙い。事業移管に当たっては、グループ会社への簡易吸収分割方式を採用した。
このうち、廃棄物処理装置事業については、これまで当社が担当してきた設計・調達・建設などの新設事業を、アフターサービスを手掛けてきた三菱重工環境エンジニアリング株式会社(社長:末繁伸男、東京都港区、略称:MJK)に移管し、新設からアフターサービスまでの垂直統合を実現、併せて、資本金を6億円増資し10億円とした。これらにより、競争力と技術提案力の一層の強化をはかって、今後の伸長が期待できるPFI(民間資金活用による社会資本整備)や、下水汚泥炭化などのバイオマス、発電を伴う大型の廃棄物処理装置などの高付加価値分野に重点的に取り組み、事業拡大を目指していく。
ガスホルダー、ビールタンク両事業については、これまで当社が担当してきた新設およびアフターサービス事業を三菱重工橋梁エンジニアリング株式会社(社長:東 完夫、広島市中区、略称:MBE)に移管、MBEの多角化と経営基盤の強化へつなげる。また、MBEはこれを機に商号を「三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社」と改め、総合鉄構カンパニーとなることを目指していく。
当社は、これら事業の移管後も、移管先のグループ会社と密接に連携し、技術・営業両面でこれら事業を全面的に支援していく。
ガスホルダー、ビールタンク両事業については、これまで当社が担当してきた新設およびアフターサービス事業を三菱重工橋梁エンジニアリング株式会社(社長:東 完夫、広島市中区、略称:MBE)に移管、MBEの多角化と経営基盤の強化へつなげる。また、MBEはこれを機に商号を「三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社」と改め、総合鉄構カンパニーとなることを目指していく。
当社は、これら事業の移管後も、移管先のグループ会社と密接に連携し、技術・営業両面でこれら事業を全面的に支援していく。
承継会社の概要
商号 | 三菱重工環境エンジニアリング株式会社 (承継会社) | 三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社 (承継会社) |
事業内容 | 大気汚染防止、水質汚濁防止、廃棄物処理などの環境関連装置・システムの設計・製作・点検・整備・補修 | 橋梁事業全般(海外向け橋梁製品除く)・煙突事業全般、水門扉、ガスホルダー、ビールタンク |
設立年月日 | 昭和51年2月2日 | 昭和47年10月2日 |
商号変更日 | ─────── | 平成20年4月1日 |
本店所在地 | 東京都港区芝五丁目34番7号 | 広島県広島市中区江波沖町5番1号 |
代表者 | 取締役社長 末繁 伸男 | 取締役社長 東 完夫 |
資本金 | 1,000百万円 | 5,000百万円 |
従業員数 | 611人 | 436人 |
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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