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三菱みなとみらい技術館(横浜市西区、館長 福原 由香)が館内の3Dシアターで上映中の立体CGアニメーション、『進め!ナノテク医療隊:Dr.ミライ&ロボ!』がこのほど、ドイツの国際産業映像祭「ワールドメディアフェスティバル2008」で、子供部門(Children’s)の大賞(Grand Award)を受賞した。この作品は、太陽企画株式会社(東京都港区)が製作した近未来の医療をテーマとするバーチャル・アドベンチャー作品で、ナノテクノロジーや、放射線治療などの可能性を楽しくわかりやすく、また臨場感をもって学べる工夫が、国際的にも高い評価を得た。同作品は同映像祭の子供部門が持つ5つのサブカテゴリー(下位部門)の一つで金賞(Gold Award)を受賞しており、サブカテゴリーで金賞・銀賞を取った優秀作品の中から、子供部門の部門最高賞である大賞に輝いた。
同映像祭は、2000年からドイツのハンブルクで毎年開催されている。募集分野は「PR」や「ドキュメンタリー」「子供」など14部門と100以上の下位部門から構成。下位部門ごとに金賞と銀賞を選出し、部門ごとに大賞を、大賞の中からグランプリを選ぶ。
今回は世界から、企業やプロダクションなど三百数十社・団体が応募。テクニックや映像の美しさだけでなく、メッセージ性にも重点を置いて審査が行われた。授賞式はハンブルクで5月14日(現地時間)に開催され、その当日に大賞とグランプリが発表された。
『進め!ナノテク医療隊:Dr. ミライ&ロボ!』は、2007年9月15日から上映を開始。未来の病院を舞台に、研修医ミライがチームメイトの医療ロボットと力を合わせ、実習用ロボットのがん治療に奮闘するストーリー。スキャナーとバイク型ナビゲーターに変身した医療ロボをミライが操縦し、ナノ空間を高速移動したりしながら最先端の放射線治療などを施す場面が、偏光メガネを通したフルCGによる3次元立体映像と、体感音響シートによる臨場感で楽しめ、子供から大人まで人気を呼んだ。
三菱みなとみらい技術館は1994年、地域の人々との交流と科学技術への関心を高めることを目的に横浜市に開設。三菱重工業が手掛ける最先端の科学技術・製品を「くらしの発見」「宇宙」「海洋」「交通・輸送」「環境・エネルギー」と「技術探検」の六つの展示ゾーンに分け、実機・模型、パネルの展示や3Dシアターの映像などでわかりやすく紹介している。
『進め!ナノテク医療隊:Dr.ミライ&ロボ!』(PDF/124KB)
▽三菱みなとみらい技術館
所在地 〒220-8401 横浜市西区みなとみらい3-3-1 三菱重工横浜ビル
電話 045-224-9031
FAX 045-224-9902
ホームページ http://www.mhi.co.jp/museum/
電車 みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩3分
JR根岸線・横浜市営地下鉄桜木町駅より徒歩8分
開館時間 10:00AM~5:30PM(ただし入館は4:30PMまで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 一般300円、中・高校生200円、小学生100円
※小・中・高・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料(要予約)
担当窓口:三菱みなとみらい技術館
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
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