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三菱みなとみらい技術館(館長 福原 由香)は、9月13日(土)から特別展“ようこそ「きぼう」へ!-宇宙実験とわたしたちの未来-”を開催する。世界15カ国が参加して建設が進む国際宇宙ステーション(ISS)で、今年3月から取り付け・組み立て作業が始まった日本実験棟「きぼう」。今回の特別展では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力を得て「きぼう」の船内実験室を体感できる実物大セットを製作・展示し、「きぼう」とはどんな仕組みでどんな実験をするのか、映像やパネル、実物、模型などで紹介する。子供はもちろん大人まで、楽しみながら「きぼう」の“ひみつ”がわかり、宇宙開発の意義やスピンオフ技術の日常生活への貢献などについて学べる。期間は2009年5月6日(水)まで。
実験棟の仕組みや技術を紹介するコーナーでは、宇宙空間を飛び交うゴミ(スペースデブリ)を想定した衝突実験で、使用された弾丸やへこんだ鉄板などを展示。過酷な宇宙環境から実験棟を守るための構造や、宇宙という特殊な環境に対応するための工夫を、実物をまじえて紹介する。また、6月に実験棟船内実験室の組み立て作業を行った、星出彰彦宇宙飛行士からの来館者へ向けたメッセージや、実際に「きぼう」の設計・開発に携わった三菱重工業の担当者のインタビュー映像の展示も行う。
「きぼう」での実験を紹介するコーナーでは、細胞実験の疑似体験や、流体実験の様子が学べる実験ラックを設置し、実験に用いられる植物(シロイヌナズナ)の実物も展示。無重力などの宇宙環境を利用した研究開発テーマを紹介する。
そのほかにも、身近なスピンオフ技術として、ロケット外壁技術を応用した省資源型飲料缶(ダイヤカット缶)などを展示する。また、宇宙でしてみたい実験テーマを一般から募集し、特別展スペース内で紹介する予定だ。
三菱みなとみらい技術館は1994年、地域の人々との交流と科学技術への関心を高めることを目的に横浜に開設。当社が手掛ける最先端の科学技術・製品を「環境・エネルギー」「宇宙」「海洋」「交通・輸送」「くらしの発見」と「技術探検」を六つの展示ゾーンに分け、実機・模型、パネルなどで分かりやすく紹介している。また、テクノロジーをゲーム感覚で体感できる「体験コーナー」もあり、子供から大人まで楽しめる展示となっている。
三菱みなとみらい技術館
所在地 | 〒220−8401 横浜市西区みなとみらい3-3-1 三菱重工横浜ビル |
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電話 | 045-224-9031 |
FAX | 045-224-9002 |
ウェブサイト | https://www.mhi.com/minatomirai/ |
電車 | みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分 JR根岸線または横浜市営地下鉄・桜木町駅より徒歩8分 |
開館時間 | 10:00AM~5:30PM(ただし入館は4:30PMまで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
入館料 | 一般300円、中・高校生200円、小学生100円 |
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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