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「Explore the Technology Frontier そしてはるかな未来へ」

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 三菱重工業は、MRJ(Mitsubishi Regional Jet)事業の主体である三菱航空機と共同で、10月1日(水)から5日(日)までパシフィコ横浜で開かれる「2008年国際航空宇宙展」(ジャパンエアロスペース2008/JA2008)※ に出展し、H-ⅡBロケットなど当社が手がける宇宙機器や、2013年の就航を目指して開発が進む次世代リージョナルジェット旅客機MRJの客室モックアップなどを展示する。テーマは「Explore the Technology Frontier そしてはるかな未来へ」。人類が追い求める“身近な夢から遠い夢”までを実現する、当社の最先端技術と総合技術力を紹介する。

 出展ゾーンは大きく宇宙機器ゾーンと航空機ゾーンで構成する。
 宇宙機器ゾーンでは、H-ⅡAロケットの能力を高めて2009年に1号機の打ち上げを目指すH-ⅡBロケットや、同ロケットに搭載してISS(国際宇宙ステーション)に物資を運ぶ宇宙ステーション補給機(HTV)などを模型で展示するほか、次世代ロケットエンジンとして、米プラット&ホイットニー・ロケットダイン社と共同開発中のMB-XXや、国産開発中のLE-Xの模型も出展。さらに、実際の宇宙実験で使われる回収カプセル型生物実験システムや中性子モニター装置を展示して、身近な宇宙開発・宇宙利用をわかりやすく説明する。
 このゾーンではまた、N-1ロケットの開発から始まる当社の宇宙機器事業の流れを映像で紹介するほか、将来の技術開発では、当社が提案する月面利用計画(月ビジョン)などを紹介。月面基地の実現を支える様々な技術や、静止軌道上に巨大な太陽電池を浮かべ電力をマイクロ波送電技術で地上に送る宇宙太陽発電システム(SSPS)を、模型や映像で展示する。

 航空機ゾーンでは、三菱航空機が開発する、世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えた70~90席クラスの次世代リージョナルジェット機MRJの客室モックアップなどを展示する。また、防衛航空機では、F-2支援戦闘機や、哨戒ヘリコプターSH-60Kの模型などを展示し、防衛産業のリーディングカンパニーとしての取り組みの一端を紹介する。

 ※2008年国際航空宇宙展のホームページは http://www.japanaerospace.jp/

 


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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