Press Information

主要取引先282社が出席し、三菱重工ビジネスパートナー会議を開催

Print

 三菱重工業は20日、都内で「三菱重工ビジネスパートナー会議」を開催、パートナーとの連携強化により生産革新活動の一層の推進に取り組むことを確認した。各製品事業において素材、機器装置、サービスなどを供給する主要ビジネスパートナー282社の出席を得て開かれたもので、会議では、総合力発揮に向けた当社の取組みやグローバル化への対応を説明したほか、パートナーによる改善事例の紹介などが行われた。

 本会議は、当社の事業計画や重点施策、さらには調達方針などを当社首脳陣から直接伝え、パートナーとの信頼・共存関係を一層強化していくことを目的としたもの。

 冒頭、壇上に立った当社の大宮英明社長は、「製造業の新たな挑戦~経済危機を越えて~」と題して講演し、「ものづくりを生業とする弊社は、パートナーとの重層的な対話を通じて一層の連携強化をはかるとともに、バリューチェーン全体を俯瞰する経営プロセス改革を断行し、グローバル市場での持続的成長を目指す」と強調、ビジネスパートナーの一層の理解と支援を要請した。

 経営プロセス改革の一環として、当社はこれまで、設計の標準化・共通化を推進する“モジュラー・デザイン(MD)プロジェクト”を立ち上げ、全社的に取り組んできたが、このコンセプトを現在、事業を横断するサプライチェーン改革へと深化させ展開中。具体的には、部品単位での標準化を進める“全社共同購買活動”や、パートナー視点から改善点を見出す“ビジネスパートナー活動”などを推進しており、会議では、これらの活動で顕著な成果のあった事例を紹介するなどした。

 当社のビジネスパートナー会議開催は、製造業のあるべき姿の説明や資材調達の新たな方針を宣言した昨年12月の会議に続き今回が2回目。当社は今後も、パートナーとともに、生産革新活動に取り組み、厳しいグローバル競争に勝ち抜く俊敏で強靭な企業体質を実現していく。

会場の様子  取締役社長 大宮英明

 

担当窓口:資材部


Tags: 経営,アジア,コーポレート
mission_net_zero

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

詳しくは: