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三菱重工業は、当社100%出資の新会社「常熟菱重機械有限公司」を江蘇省に設立し、中国でゴムタイヤ機械の現地生産に乗り出す。設備導入を進めている工場を月内に完成させ、3月からの生産開始を目指す。中国の急速な“クルマ社会”化を背景に、世界の有力タイヤメーカーが続々と同国へ進出している状況を睨んだ戦略展開をはかるのが狙い。
新会社は、昨年12月に北京に設立された当社の中国地域統括会社・三菱重工業(中国)有限公司の傘下企業として、同社から資金を調達しながら事業を展開する。資本金は4.5億円。すでに江蘇省常熟市の東南経済開発区に、新工場となる面積約5,000m2の建屋を確保、昨年8月の起工式を経て、設備の導入などを進めてきた。スタート時の従業員は64人体制で、初代社長には当社機械・鉄構事業本部 機械事業部 ゴムタイヤ機械部の木村稔が就任した。
生産・組立は、当社機械事業部(広島市西区)から主要部品の提供を受けスタートするが、現地サプライヤーの開拓と育成によるサプライチェーンの構築をはかることで、中国国内での事業基盤を着実に強化していく。生産規模は初年度約40台、3年後約160台を計画。
これに伴い、日本国内の生産拠点は“技術開発センター”としての機能を強化するとともに、ハイエンド機種や大型建設車両用タイヤなど国内顧客向け生産にシフトしていく。
中国の自動車生産台数は2007年889万台、2008年935万台と急テンポで増加しており、2009年は1,350万台を突破した。2010年には1400万台に達するものと予想されており、それに従って、タイヤの需要も急増、2010年には米国を超えて世界最大のタイヤ市場となる見通し。当社ゴムタイヤ機械で製造する高性能タイヤへの需要も高まっていることから、今回の生産拠点設立を機に一層積極的な事業展開を推し進めていく。
生産・組立は、当社機械事業部(広島市西区)から主要部品の提供を受けスタートするが、現地サプライヤーの開拓と育成によるサプライチェーンの構築をはかることで、中国国内での事業基盤を着実に強化していく。生産規模は初年度約40台、3年後約160台を計画。
これに伴い、日本国内の生産拠点は“技術開発センター”としての機能を強化するとともに、ハイエンド機種や大型建設車両用タイヤなど国内顧客向け生産にシフトしていく。
中国の自動車生産台数は2007年889万台、2008年935万台と急テンポで増加しており、2009年は1,350万台を突破した。2010年には1400万台に達するものと予想されており、それに従って、タイヤの需要も急増、2010年には米国を超えて世界最大のタイヤ市場となる見通し。当社ゴムタイヤ機械で製造する高性能タイヤへの需要も高まっていることから、今回の生産拠点設立を機に一層積極的な事業展開を推し進めていく。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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