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三菱重工業は、インド国営の重電機メーカーで当社の技術供与先であるバーラト重電公社(Bharat Heavy Electricals Ltd.:BHEL)と共同で、火力発電所に設置するボイラー用のポンプを合計18台受注した。インド国営火力発電公社(NTPC Ltd.※:NTPC)が、同国東北部に建設する超臨界圧石炭焚き火力発電所バル(Barh)Ⅱ期プロジェクトの1、2号機向けで、BHELとの共同受注はこれが初めて。納期は2011年を予定する。
受注した18台の内訳は、ボイラー給水ポンプ、ボイラー給水ブースターポンプ、復水ポンプがそれぞれ6台ずつ。NTPCが建設する超臨界圧石炭焚き火力発電所は、ビハール(Bihar)州のバルに立地するもので、1、2号機とも出力は66万kWを計画している。
今回の受注は、BHELが受注活動を行い取りまとめた。各ポンプとも、半数の3台は当社が組立まで行い納入。残り3台は当社が供給した部位・部品をBHELが組み立てて納入する。据付はすべてBHELが担当する。
BHELは、インド国内に14の工場を持ち、ボイラー、蒸気タービン、ガスタービン、水車、発電機、送電設備など各主要機器の供給から、ターンキー方式による発電所の建設までを手掛ける同国最大手の重電機メーカー。国内向け火力発電設備では圧倒的なシェアを誇る。
当社は2007年に、BHELに対する火力発電所用ポンプの技術供与契約を締結した。技術供与の対象は、発電容量50万~100万kWの火力発電所で使われる亜臨界圧および超臨界圧用給水ポンプ、ボイラー給水ブースターポンプ、循環水ポンプと復水ポンプの設計・製造技術となっている。
NTPCはインド国営最大の電力会社。現状は3,113万kWの総発電能力を、2017年までには7,500万kW規模まで拡大する計画を持っている。このため、引き続き大型の発電所向け商談案件の具体化が見込まれている。
当社は今回の受注を弾みに、BHELとの協業関係をさらに緊密化。50万kWを超える規模の超臨界圧火力発電所の建設計画関連を中心に、インド市場の開拓を積極的に推し進めていく。
※ 2005年にNational Thermal Power Corporation Ltd.から社名変更。
今回の受注は、BHELが受注活動を行い取りまとめた。各ポンプとも、半数の3台は当社が組立まで行い納入。残り3台は当社が供給した部位・部品をBHELが組み立てて納入する。据付はすべてBHELが担当する。
BHELは、インド国内に14の工場を持ち、ボイラー、蒸気タービン、ガスタービン、水車、発電機、送電設備など各主要機器の供給から、ターンキー方式による発電所の建設までを手掛ける同国最大手の重電機メーカー。国内向け火力発電設備では圧倒的なシェアを誇る。
当社は2007年に、BHELに対する火力発電所用ポンプの技術供与契約を締結した。技術供与の対象は、発電容量50万~100万kWの火力発電所で使われる亜臨界圧および超臨界圧用給水ポンプ、ボイラー給水ブースターポンプ、循環水ポンプと復水ポンプの設計・製造技術となっている。
NTPCはインド国営最大の電力会社。現状は3,113万kWの総発電能力を、2017年までには7,500万kW規模まで拡大する計画を持っている。このため、引き続き大型の発電所向け商談案件の具体化が見込まれている。
当社は今回の受注を弾みに、BHELとの協業関係をさらに緊密化。50万kWを超える規模の超臨界圧火力発電所の建設計画関連を中心に、インド市場の開拓を積極的に推し進めていく。
※ 2005年にNational Thermal Power Corporation Ltd.から社名変更。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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